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『アサヒ芸能』6月30日特別号に、私が取材を受けた各宗教における死後の世界についての記事が掲載されました。
表紙を載せるのもはばかれる雑誌ですが、やくざ社会の現状について知ることもできました。
『週刊読書人』のネットラジオ、神網〈ジンネット〉読書人で晶文社から刊行した『宗教対立がわかると「世界史」がかわる』が紹介されています。本を読むときの良いガイドになっていると思います。
昨日は歌舞伎座へ。
第1部と第2部を見る。場内の自販機が再開していた。
第3部は新派なので、遠慮することにした。
第1部、「車引」では桜丸の壱太郎がよかった。彼がよいと感じられたのは久しぶり。
「猪八戒」は、振付と殺陣との落差が大きい。振付は勘十郎で、いつものようにすでにある歌舞伎の手を引用するだけ。それに対して、殺陣の方はメンバーもそろって見ごたえがある。
第2部の「信康」は、信康はただ殺される側で、そこに葛藤が生まれようがないというところが、最大の失敗か。染五郎は成長を見せるが、保先生も書ているように、この芝居ではいきない。
「勢獅子」は、梅玉が休演で、亀蔵が忙しい。保先生も褒めていたが、左近がよかった。馬に乗ったところ、乗り方は鷹之助よりもしっかりしている。踊りの才能があるのだろうか。今後が注目される。
昨日の日曜日は、有楽町の国際フォーラムで開かれた「ototen2022」に行ってみた。インターナショナルオーディオショオは何度も行っているが、こちらははじめて。
NHKのブースでは、8Kの映像を使ったサラウンドの視聴ができた。8Kの映像だとカメラで撮っても、走査線がはっきりということはない。
一番注目されたのが、奇妙なスピーカー。
花田スピーカー研究所というところのものだが、鳴らしている装置も一般のオーディオとは異なり、全体がロボットが音楽を奏でているかのよう。
製作者にも話を聴いたが、この形は必然とのこと。しかも、全体を安い装置で鳴らすところがみそのようだ。
ただ、市販はされていない。世の中には不思議なものもあるようだ。
今日の朝日新聞に監修本『禁断の美術でわかる宗教と性』の広告が出た。
QRコードで、アマゾンのページに飛ぶというのが新しい。
集英社の季刊誌『kotoba』に、『性と宗教』についての著者インタビューが掲載された。
そういえば、この本、書評が出ていない。新書ということもあるかもしれないが、そこそこ話題になっただけに残念でもある。
実はこの本、シリーズになっている。最初は去年6月に出した朝日新書の『宗教は嘘だらけ』。これは、戒律のなかにある嘘の禁止がテーマになっていた。性についても、各宗教には戒律による規制がある。
これはまだ出ていないが、『金と宗教』という本を用意していて、そこでは、金儲けや利子の徴取を禁止する戒律が問題になってくる。
今のところ、戒律シリーズはそこまでだが、あるいは生命を殺めることの戒律ということも問題になるかもしれない。
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