7月31日(日)NPR・アメリカの公共ラジオの取材インタビューがアップされた
先日アメリカの公共ラジオの取材を受けたが、それがここにアップされている。
« June 2022 | Main | August 2022 »
先日アメリカの公共ラジオの取材を受けたが、それがここにアップされている。
今日の朝日新聞に、晶文社から最近出した『宗教対立がわかると「世界史」がかわる』の広告が出ていた。
宗教の問題がにわかに浮上しているので、タイムリーな広告かもしれない。
文章を書く関係で、昨日改めて創価学会の会員数を調べてみた。すると、大阪商業大学の「生活と意識についての国際比較調査」の最新のデータが判明した。これによると、創価学会の信者は日本全体の1.87%、235万人ということがわかる。
これだけだと、果たして信頼できるのかということにもなるが、これまでのデータの積み重ねから、これがかなり正しいことがわかる。
NHK放送文化研究所が1996年に行った県民気質調査、これは相当に規模が大きいのだが、3.0%。同じくNHK放送文化研究所の別の1998年の調査では2.3%だった。
大阪商業大学の調査は、20年前から続いていて、ずっとそれを追っているが、おおむねいつも2.1から2.2%という結果だった。
ところが、2018年の調査では1.4%と激減していた。減り具合が少し大きいので、この数字はどうかと思っていたら、今回は1.87%。こちらの方が実情に近いものと思われる。
今日はabemaTVの「アベマ的ニュース」にリモート出演した。
テーマは昨年出した『日本の宗教と政治』の問題。
今日から6日間は、ここで見られるらしい。
かなり時間があったので、重要なことは話せたのではないか。なぜ統一教会が金集めをしなければならないのか、その説明はした。
いろいろあわただしくなった。昔も急に仕事が殺到することがあったが、今回はそれほどでもないにもかかわらず、疲れる。昔というのは30代の終わり、今は60代の終わり。疲れもするはずだ。
一昨日も、昨日も、一冊ずつ本を書きあげた。夕方は靖国神社へ。「みたままつり」の初日。
以前との違いは、屋台が出ないこと。それでも飲食できるところは少しあり、若い人も来ている。前に一度、10年ほど前だろうか来たことがあるが、その時と比べて、人出は5分の1くらいだろうか。つのだひろが能楽堂で演奏するのを聴いた。演奏を始める前本殿の方を向いて礼をしていたが、演奏したのはアメリカの楽曲ばかり。なかに「サニーサードオブザストリート」もあり、「カムカムエブリボディー」のドラマを思い出した。
最後、鎮霊社の前まで行き、手を合わせた。ただ、柵があり、近づけない。
鎮霊社は、世界中のすべての戦争犠牲者を祀るもので、安倍元首相が首相に返り咲いた直後、靖国神社に参拝に訪れたとき参ったところ。参拝という行為を平和に結び付けようとの思いだったようだが、それは通じなかった。そのことを思い出して、昨日は靖国神社を訪れた。
講談社の現代ビジネスに、「安倍元首相銃撃犯の怨恨の根、岸信介の統一教会接近とは──祖父の冷戦戦略の副作用に殺されたのか」という記事を書いた。
何かの参考にしていただければありがたい。
今日は読売テレビの「ミヤネ屋」にリモートで出演した。スカイプを使った。
ちょうど、安倍元首相の棺を乗せた車が、首相官邸から国会を通り、増上寺にむかう時間だったので、その中継が入り、予定したことは話せなかった。
スタジオには萱野稔人さんもおられたようだが、リモートだと挨拶もできない。お元気のことと思う。
午前中には、「フライデー」の電話取材も受けた。
選挙が終わった。自民党圧勝で、公明党も議席を守った形。ただし、比例での票はかなり減らしている。
票にすると、以下。比較のために共産党を掲げる
年 公明党得票数と割合 共産党
昨日の午前中、仕事をしていたら、安倍元首相が狙撃されたというニュースが飛び込んできて、驚いた。最初は、現場で倒れている人間がいて、心肺停止だという伝えられ方をしていたように思う。その後、事態が少しずつ明らかになっていった。
写真は、2013年3月に私が撮ったもの。首相に返り咲いた直後のフジテレビのパーティーでのあいさつ。目の前で撮影した。この時は、返り咲いたばかりということで、意気軒高。絶頂であったかもしれない。
午後は医者に行って戻り、国立劇場へ。
鑑賞教室の「紅葉狩」。今回の「歌舞伎の見方」は、なかなか面白かった。萬太郎はこの専門家のよう。兄のことを「梅枝さん」と呼んでいたのが、少しおかしい。
舞台では、梅枝が大活躍。とくに鬼になってからが躍動していた。日ごろの女形とは違うということで、やる気になったのだろう。全体に役者がそろい。よい舞台だった。
昨日は歌舞伎座へ行った。7月大歌舞伎の初日。第2部と第3部を見た。
第1部は、チケットを取るのが遅れて、いまのところとっていない。第2部は、堀越勸玄ファンが、第3部はナウシカ・ファンがつめかけているという感じか。
「夏祭」は、いつも見ると、疑問を感じるところがある。團七は、からだに刺青が入っていて、それをわざと見せている。しかも、牢屋からでてきたばかり。にもかかわらず、女房は普通の人、團七も悪の気配がない。最後、悲劇に巻き込まれていく筋立て。何か矛盾している気がする。
意外に良かったのが、次の「仲国」。勘十郎振付でどうかと思ったが、群舞がなかなかさえていた。「韃靼」の趣なのだろうか。
第3部は、「風の谷のナウシカ」。主人公はあくまで菊之助とされるが、どう見ても米吉のナウシカが主役。その分がんばっている。
新橋は直接は見ていないが、映像で見た。一番感動したのは、王蟲の精を演じた丑之助。踊るだけで台詞はないが、そのせいもあり、神々しさを感じた。血筋では、彼にかなう役者はなかなかいないが、それが生きている。
明日発売の『アナログ』誌が届きました。今回は、2カ所に登場。
一つは「レコード悦楽人登場」の欄で、我が家のシステムが紹介されている。LP12の方は、カルーセルという軸受けを入れた後、電源のラディカルAKのグレードアップと進んできた。しかし、何より大きいのはクライマックス・システム・ハブの導入、これで根本的に音の空間が変わった。そこらあたりを、編集長の野間氏が書いてくれている。
もう一つは「オーディオ哲学宗教談義」の連載。15回にもなっている。
今回の『アナログ誌』の目玉は「女性とオーディオ」。いつもお世話になっているサウンドクリエイトの竹田響子さんが着物姿で登場し、ご自身のオーディオルームが紹介され、対談も行っている。
ちょっと表情は緊張気味。オーディオを楽しむうえでは、妻など女性の支持も必要。
昨日は猛暑のなか神楽坂のRoot K Contemporaryで開かれている長谷川彰宏君のはじめての個展「よもぎとコンプ」に行ってきた。
長谷川君は、ここ2年くらい続けている「若者のための死の教科書」編集委員会のメンバー。私もそれで知り合った。教科書の方も完成に近づきつつあり、長谷川君がそこに書いた文章も会場で閲覧できる。それを読んでみるとよいようだ。
個展の開催が決まってから、わずか2か月で大量の作品を仕上げたようだが、地下と一階の両方を使っていて、いかに彼が期待されているかがわかる。
作品もいろいろ興味深い。宗教的な観点では、彼自身が天台真盛宗の僧侶でもあるので、自然な感じで受け取られる。
華厳経をモチーフにしたものがいくつかあり、300号の大作もある。かなり作品は売れているようだが、さすがにそれはまだ買い手がついていない。どうしようかというので、華厳宗の総本山である東大寺に献納してはどうかと提案してみた。本人も乗り気になっていた。
Recent Comments