7月5日(火)7月歌舞伎初日第二部は「仲国」第3部は丑之助の王蟲の精
昨日は歌舞伎座へ行った。7月大歌舞伎の初日。第2部と第3部を見た。
第1部は、チケットを取るのが遅れて、いまのところとっていない。第2部は、堀越勸玄ファンが、第3部はナウシカ・ファンがつめかけているという感じか。
「夏祭」は、いつも見ると、疑問を感じるところがある。團七は、からだに刺青が入っていて、それをわざと見せている。しかも、牢屋からでてきたばかり。にもかかわらず、女房は普通の人、團七も悪の気配がない。最後、悲劇に巻き込まれていく筋立て。何か矛盾している気がする。
意外に良かったのが、次の「仲国」。勘十郎振付でどうかと思ったが、群舞がなかなかさえていた。「韃靼」の趣なのだろうか。
第3部は、「風の谷のナウシカ」。主人公はあくまで菊之助とされるが、どう見ても米吉のナウシカが主役。その分がんばっている。
新橋は直接は見ていないが、映像で見た。一番感動したのは、王蟲の精を演じた丑之助。踊るだけで台詞はないが、そのせいもあり、神々しさを感じた。血筋では、彼にかなう役者はなかなかいないが、それが生きている。
« 7月3日(日)『アナログ』誌の76号に2カ所も登場した | Main | 7月8日(金)平積みになった『教養として学んでおきたい古事記・日本書紀』と幸福の科学の生誕祭 »
「芸能・アイドル」カテゴリの記事
- 9月6日(金)歌舞伎座夜の部は「吉野川」に「勧進帳」(2024.09.06)
- 9月3日(火)秀山祭空海の阿倍仲麻呂を見て改めて染五郎に「ラマンチャの男」をやってほしいと思った(2024.09.03)
- 8月17日(土)台風の中歌舞伎座で納涼歌舞伎を見る(2024.08.17)
- 7月7日(日)今日は都知事選だが昨日は浅草神社での桜月流奉納へ(2024.07.07)
- 7月6日(土)7月大歌舞伎は隠れ3代目猿之助追悼公演か(2024.07.06)
« 7月3日(日)『アナログ』誌の76号に2カ所も登場した | Main | 7月8日(金)平積みになった『教養として学んでおきたい古事記・日本書紀』と幸福の科学の生誕祭 »
Comments