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この前の日曜日、南丹市の佛名寺で講演をしたことが記事になった。
京都新聞だ。
集落全体で墓じまいをして、さらに供養墓を一般にも、つまりは檀家でないところにも解放する。これは、新しい試みだろう。
これは、講演が終わってからの森屋住職との一枚。
昨日は国立劇場へ。菊之助3役の「義経千本桜」ABプロを見に行く。
筋書きの安徳帝を演じた丑之助のインタビューも。ここが硬直化して、つまらないベテラン俳優のことばを載せている歌舞伎座との違い。
最初の「鳥居前」は、菊之助には荒事は難しいので、あまり面白くなかった。次の「渡海屋大物浦」になると、俄然面白くなった。出てきただけで、神々しさを思わせる丑之助を、帝として必死に守ろうとする梅枝の典侍の局。そこに菊之助の知盛がからんで、盛り上がった。あまり知盛は好きではなかったのだが、印象が変わった。
Bプロの方は、「椎の木小金吾」だけ。こちらは、序曲という感じ。仕事があるので、新宿のロフトプラスワンへ。
上祐史浩氏が司会するトークセッション。私の4冊同時刊行を祝ってもらった。
そのなかでも話をしたが、今日、10月15日は大病になり入院してから19年目。目でたいやらめでたくないやら複雑な日。
今日は歌舞伎座。第1部と第2部を見る。
初日なので、まだしっくりこない部分もあるが、第1部は「鬼揃紅葉狩」と「荒川十太夫」。鬼揃は、猿之助で、今回の振付は筋書きにはないが勘十郎のようだ。ロビーで見かけた。門之助以外は踊れる若手が勢ぞろい。種之助を見ていると、道成寺を踊ってほしくなる。あるいは鏡獅子か。
「荒川十太夫」は、先日、歌舞伎座で講談を聴いたもの。どう芝居になるのかと思っていたが、いきなり切腹の短いシーンではじまったのは予想外。あとは、講談の進行の通り。ただ、芝居としていろいろとついているものがあった。松緑は、こういう芝居がしたかったのだろうと思った。義太夫狂言の残虐さとは対極なのが、よいのだろう。
第2部は、「祇園恋づくし」と、「釣女」。どちらでも幸四郎が活躍。釣女、吉右衛門でも見たが、幸四郎の方が素直な色気がある。
帰りには、茨城のアンテナショップで納豆を買い、鹿児島のアンテナショップの上のレストランで、豚のすき焼き御膳をいただく。これは、実にリーズナブル。前にも来たが、人気店だということがわかる。
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