11月28日(月)私が監修した『若者のための死の教科書』が完成し30日に発売になる
『若者のための死の教科書』ができて、30日に発売になる。できるまでに2年かかった
当面は、アマゾンでしか買えない。どこかおいてみたいという書店はないだろうか。
以下、監修者としての推薦文。
若者たちと死について考えることは、爽快な体験である。年をとってくると、死が身近になってくる分、死は日常化し、病気の延長線上にあるものに変わってしまう。若者にとっては、死は遠く、茫漠とした彼方にあるため、そこに恐怖とともに、神秘を感じることができる。私は、彼らとの共同作業で、それを感じた。若いということは、まだ何事もなしとげてはいないということである。それぞれが、すでにやり遂げたことはあっても、将来において、出来そうな事柄は山のようにある。だから、死ぬわけにはいかない。時間は膨大にあるにもかかわらず、どこか焦りの気持ちも入ってくる。『若者のための死の教科書』に含まれるものは、文章も内容も、まだまだ未熟だ。けれども、若者にしか書けないこと、考えられないことがある。それを、彼らと同世代の若者たちがどう受け取るのか。それを是非とも知りたいと思うのだ。
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