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今日の朝日新聞朝刊。先日取材に見えた記者のコラムで私のことが取り上げられた。
デジタル版にも掲載されている。
安倍元首相の国葬をめぐっては、いろいろな議論があり、近刊の前川喜平氏との対談『政治と宗教』でも議論になった。
葬儀の簡略化が進む中で、葬儀をどう考えるのか。いろいろと問題は多い。
前川喜平氏との対談本『政治と宗教 この国を動かしているものは何か』の見本が徳間書店から届いた。
今年2冊目。
最近自分の本を並べてみたので、これが188冊目になる。単行本、新書、文庫がそれで、対談も著作に含めている。
この本、統一教会問題が起こる前に企画されていたのが、一気に対談、刊行になった。
前川氏は元宗務課の課長で、宗教行政の現場にいた方。
そうした角度から、話の中心は宗教法人の問題。帯にもあるように「宗教法人は解散できるのか?」が大きなテーマになっている。
新年早々、いろいろと取材依頼などが来ているが、『週刊文春』から歌手の藤井風氏のサイババとの関係についても聞かれた。
結局、記事には私のコメントは載らなかったのだが、ちょっと興味を抱いた。
そうしたら、不思議なもので、今日、NHK文化センターのさいたまアリーナ教室に講義にでかけたら、アリーナで藤井氏のライブをやっていた。
まさに、インドにいるときの写真が映されていた。
サイババがブームになったのは、1993年から4年にかけてのこと。その直後にオウムの事件が起こり、ブームは去った。
藤井氏は、親の影響でサイババを知り、その考え方に影響されたようだ。
私も94年に、テレビ局の取材でサイババのところを訪れたが、無料の学校や病院が建ち並んでいる光景を見て、サイババが社会福祉が進んでいないインドで、それを肩代わりする役割を果たしているのを知った。
先進国の金持ちが献金し、それがインドの貧しい人々のために使われる。この点をみないと、サイババのことは評価ができないと思う。
今日の朝日新聞に、朝日カルチャーセンターの広告が載った。
新宿教室のものだが、最近はオンラインでの受講生が多い。教室と同時のオンライン、さらにはオンデマンドと、多様になっている。
他に、この日の午前中には「宗教の地政学」の講座も開いている。
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