2月6日(月)歌舞伎座第2部と第3部はあまりに時間中身に差があった
今日は歌舞伎座へ。第2部と第3部。
第2部は「女車引」から。車引の女性版で舞踊。七之助がかわいかった。
その後は、富十郎追善で鷹之助の「船弁慶」。がんばってはいるが、富十郎のことを考えてしまうと、そこまでの距離は遠い。
第2部はそれだけで、1時間半ほど。演目的にも、これだと客は入らない。
第3部は、仁左衛門一世一代の「霊験亀山鉾」こちらは、第2部に比べて長く、全部で2時間50分ほど。前半が2時間を超え、これはさすがに長かった。前に国立で見ているが、配役が違う。一番大きな違いは、錦之助が芝翫に代わったこと。
2役なので、芝翫声を変えようとしているようだが、源之丞、声が高すぎて聴きにくい。仁左衛門はもっともニンにかなった役で、本当の悪だ。
第2部と同じ料金というのは、どちらが得でどちらが損なのか。いろいろと事情もあるが、第2部の中身はいかがなものか。
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