2月8日(水)歌舞伎座第1部の「三人吉三」は松緑の和尚吉三が出色の出来
今日は歌舞伎座の第1部へ行った。
演目はご存じの「三人吉三」。本来は長大な物語で、それを全部見てみたいという願望を持っているのだが、実現はしそうにない。一部、コクーン歌舞伎では取り上げられたが。
今日は一階席。芝居は何でも、最初からの進行で全体が決まる。壱太郎のおとせが丁寧な芝居をしていて、七之助のお嬢も盗賊らしい。
愛之助もよいが、何と言っても松緑の和尚吉三が素晴らしかった。出色の出来。気持ちが入っていて、感動した。
紀尾井町夜話の特別編も今度100回を迎える。その仕切り役をやり続けたことで、歌舞伎というものを根本から見直したのかもしれない。なかなかそういう機会はないのだろう。それが成長につながったように思う。
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