« February 2023 | Main | April 2023 »
金曜日は大阪へ。読売テレビでの「そこまで言って委員会」の収録。放送は今日の日曜日。収録後におまけの収録も。こちらは、webで公開されるようだ。
終わってから近鉄で伊勢市へ。その間、愛知学院大学で行われている林淳さんの退任記念シンポをZoomで拝聴する。
土曜日は、伊勢市駅近くの月夜見宮へ寄った後、神宮司庁までタクシーで行き、内宮磐座をはじめて訪れる。最近までこの存在を知らなかったが、内宮から拝むと、荒祭宮を仰ぐ形になり、さらにこの磐座を拝む形になる。式年遷宮の最初、山口祭もこの磐座のところで行われる。おそらくは、伊勢神宮の正体。近くに行くだけで空気感が違う。神が居る。その感覚が強い。
そこからおはらい町へ出て、猿田彦神社などをめぐり、五十鈴川駅近くの月読宮へ。
昼食後、斎宮へ。
斎宮歴史博物館の「斎王群行」という再現映像は、なかなかの力作。
収穫の多い旅だった。
昨日は歌舞伎座の第2部を見る。
最初は、めったにというか、おそらく単独でかかるのははじめての忠臣蔵の10段目。通しでは見たことがあると思うが、芝翫の天川屋義平。
最後、由良助と4人の赤穂浪士が出てくるが、もしそれがもっとたくさんだったら、華やかで万雷の拍手を呼んだのではないか。そうした工夫があってもいい。
次は、菊五郎がやる予定だった「身替座禅」。代役というか、松緑になった。見ながら、もしこれが菊五郎だったらと思うと、ちょっところがったりはできないのでは。鴈治郎の妻が抜群の出来。それで全体がしまる。権十郎もさすが。松緑は初役なので、もう一歩だろう。
サウンドクリエイトに寄って、レコードを買う。
夕食は、イタリアンのスケベニンゲン。妙な名だが、さすが銀座の名店という感じて、おいしいし、リーズナブル。また来てもいい。
宗教界に何か事件が起こっているということを知ったのは、一昨日2月28日のことだった。
その日の午後、3時過ぎから読売テレビの「ミヤネ屋」に東京から出演したのだが、日本テレビに入る段階で、その日取り上げるエホバの証人のこととは別に宗教ネタがあるかもしれないと言われていた。ただ、そのときは、裏がとれなかったということだろう、それについてテレビでコメントすることもなかった。
そうしたら昨日の午後、イスラーム学の中田考氏が「『大川隆法の霊言』、もう「幸福の科学出版」ゲラできてるのかしら」とツイートしているのを見て、妙だなと感じた。
そこで調べていくと、大川氏の長男宏洋氏が、大変なことになったとツイートしているのを知った。知り合いのジャーナリストに問い合わせてみると、大川氏が亡くなったという情報が出ていて、マスコミ各社がそれを追っているということが判明した。
すると、関係者から、大川氏が亡くなったという情報がもたらされた。
ただ、幸福の科学の人に聞いても、今日の段階では、そんなこと教団では話題にもなっていないという話を聞き、続報もなかったので、あるいはガセネタだったのかとも思うようになった。
それが、今日の午後になって、ニュースでも報じられ、事実だったということがはっきりした。宏洋氏も、YouTubeでそれを報告している。
66歳。まだ若い。教団の人たちには、驚天動地の出来事だろう。
昨日の午後は「ミヤネ屋」に出演した。
とは言っても、番組自体は読売テレビで作られている。したがって、日本テレビタワーにある支所からのリモート出演。
テーマはエホバの証人の二世に対する虐待問題。こちらは、旧統一教会より信者数も多いし、子どものしつけに対する鞭の使用や輸血拒否の意思表示など、事態は深刻。
ただ、エホバの証人は政治とまったくかかわろうとしないので、その点では旧統一教会とは違う。その分、世間の関心を呼びにくいかもしれない。家庭でも学校でも体罰が禁じられるようになった現在の状況を踏まえれば、学校で体罰は法律で禁じられていることをしっかりと教えれば、問題の解決には役立つだろう。そんなことを述べた。
Recent Comments