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昨日は朝日カルチャーセンターで、小川寛大氏との対談。
創価学会・公明党の話から、既成宗教や新宗教全般の状況について語り合い、最後に旧統一教会のことにふれた。一気語りつくした1時間半だった。
先日取材を受けたドイツの新聞、junge Welt紙のサイトに記事がアップされた。親鸞と浄土真宗の日本社会における存在意義について。他に橋爪大三郎さんなども取材に応じている。
ゴールデンウィークというものは、著者にとって、ゲラを預けられる期間でもある。
それも無事終わった。
今日は、最近読書人から出した『世界史が苦手な娘に宗教史を教えたら東大に合格した』に関連し、新潮社の「フォーサイト」に文章を寄稿した。
昨日は一日歌舞伎座。團菊祭。
昼の部は、大混雑。
尾上眞秀初舞台のせいだろう。声がよく通る。明るい。丑之助とは雰囲気が違う。
今回は12世團十郎10年祭でもある。現團十郎が「若き日の信長」をやったが、新歌舞伎は今の時代に合わなくなっている気がする。
夜の部は、昼の部より静か。ただ、舞台は充実している。雀右衛門、初役で慣れない役だけに、「宮島のだんまり」の最初、手が震えていた。最後、女形なのに六法だから、いろいろと難しいのだろう。
次は、今月お目当ての「達陀」。予想通りこれがよかった。現松緑の祖父、2代目松緑がはじまたものだが、よくこんなものが出来たのかと感心する。東大寺から、必ず指導に来るようだが、儀式性もあり、躍動感もある。映像でしか見ていなかったが、大満足。
最後は「髪結新三」。これは見慣れた演目で、どうかと思ったが、菊之助の悪人ぶりは意外によかった。
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