7月7日(金)七夕の日に歌舞伎座で両宙乗りを見る
今日は歌舞伎座昼の部。「菊宴月白浪」。南北の作だが、猿翁が復活させたもの。本来なら猿之助が主演だが、中車が代わりをつとめた。
忠臣蔵の外伝ということで、随所にパロディーが出てくる。ただ、全体としての物語は行ったり来たり、妙なつじつま合わせがあって、流れはよくない。
ただ、最後は凧に乗っての宙乗り。しかも両宙乗りで、いつものように左に入り、右から降りてくる。これで、観客は満足している。中車、ところどころ、セリフの調子が猿翁を思わせる。先週はどうかと思った、歌之助が結構立派に準主役を務めている。壱太郎も安定していていい。
緞帳は3か月続けて新調され太が、今回は千波作。
ただ、隣のご婦人方には、この方たちよく知っていて、辛らつだが、評判は悪かった。たしかに、全体が牡丹ばかりで空間がないのが、いかがなものか。来月も新調のお披露目がありそう。
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