9月2日(土)国立劇場の初日は「吉野川」
今日は国立劇場の歌舞伎公演に行った。
演目は「妹背山女庭訓」通り前半。国立の歌舞伎公演もあと2か月。
歌舞伎座は再開場10周年で緞帳が新調されているが、国立はかなり傷んでいる。席もきしむ。
前半は「吉野川」が中心。「吉野川」と言えば、歌舞伎座の玉三郎・吉右衛門を思い出す。
それを時蔵と松緑がやる。初日。歌舞伎のなかでももっとも難しい演目ではないかと思うが、その前に春日野と花渡しがついて、わかりやすくなった。ここは初めて見た。
両花道での定高と大判事のやり取りが一番の見せ場でもあるが、二人とも頑張ってはいる。ただ、もちろんのこと、玉三郎と吉右衛門の人間を超えた演技というわけにはいかない。最初からそれは無理だ。
入鹿は亀蔵。意外とこういう役は向いている。
終わってから、四ツ谷へ。
そらがきれいだ。久しぶりにイーグル。当然だが、寺島靖国さんの本はおいていなかった。
« 9月1日(金)週刊新潮の三田会の記事と『マルチの子』の推薦文 | Main | 9月4日(月)歌舞伎座秀山祭昼の部を見る »
「芸能・アイドル」カテゴリの記事
- 7月5日(土)歌舞伎座7月大歌舞伎の初日に舞台には予言された大波が来た(2025.07.05)
- 6月16日(月)音羽屋襲名は2か月目で夜の部(2025.06.16)
- 6月7日(土)歌舞伎座は音羽屋ダブル襲名の2か月目(2025.06.07)
- 5月9日(金)音羽屋襲名は昼の部で新菊之助の道成寺天才ぶりを発揮する(2025.05.09)
- 5月7日(水)音羽屋襲名の歌舞伎座昼の部を見る(2025.05.07)
« 9月1日(金)週刊新潮の三田会の記事と『マルチの子』の推薦文 | Main | 9月4日(月)歌舞伎座秀山祭昼の部を見る »
Comments