9月4日(月)歌舞伎座秀山祭昼の部を見る
歌舞伎座の秀山祭、昼の部へ行く。3階の一番奥の席。全体が見まわせ、雰囲気もよくわかる。
2世吉右衛門の三回忌追善でもある。「金閣寺」「土蜘」「二条城の清正」を見た。
「金閣寺」では、米吉の雪姫ががんばっていた。よかったのは勘九郎の久吉。全体でも一番か。すがすがしく、威厳がある。
「土蜘」は巡業の松緑で見たばかり。蜘蛛の糸の投げ方が、前半ちょっともたついていた。もう少し、怪しげでいい。
再開場10年で新調された緞帳も、おそらくこれが最後。現代的で斬新だが、月と桜のバランスがもう一つか。
「二条城の清正」は、秀頼が清正に「20年も30年も生きて」というところ、孫が祖父に贈ることばに重なる。
白鷗もこれから、どこまでやれるのか。ぜひ頑張ってほしい。
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