3月9日(土)歌舞伎座昼の部は寺子屋で最後の〆は更科堀井
歌舞伎座昼の部へ行く。
寺子屋、追善の傾城道成寺、綱豊卿というラインナップ。
寺子屋が一番良かった。丑之助の小太郎、死を覚悟しているたたずまし。こういうのは今まで見たことがなかった。その雰囲気が後によい影響を与え、全体がよどみなく展開していく。菊之助の松王は、千代などやる人が普通は演じるものではないが、岳父吉右衛門の影響をのぞかせながら、清新な雰囲気。愛之助の詰め方もよい。
綱豊卿は、仁左衛門がとにかく元気。79歳とは思えない、体の使い方に、声。傾城の菊五郎も声はまだまだ元気。
終わってからサウンドクリエイトへ寄り、ギンザシックスのエノテカでワイン。そこから日本橋まで歩いて、更科堀井で蕎麦。やはりうまい。
近くの蕎麦屋と値段はさほど変わらないが、10倍はおいしい。というわけで、いろいろと満足の一日。
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