6月10日(月)歌舞伎座萬家の襲名初舞台興行ではハプニングがあった
昨日は、歌舞伎座夜の部へ行った。
萬家の襲名、初舞台公演で、最初は「八犬伝」。若手勢ぞろいだが、歌唱が迫力を見せる。最後花道を飛六法で去っていくが、おそらく彼のなかには、「勧進帳」の弁慶をやりたい、やらしてくれという思いがあるに違いない。
次は、襲名披露狂言の「山姥」。萬壽が中心のはずだが、怪童丸を演じた初舞台の梅枝が達者なところを見せ、強く印象に残った。
途中ハプニングがあったのだが、初舞台の獅童の長男、陽喜が口上で、自分の襲名した中村陽喜と名乗るべきところ、役の名の「渡辺綱でございます」と言ってしまったところ。場内唖然。獅童がことばをかけ、改めて「中村陽喜でございます」と言い直していた。
最後は、獅童の「魚屋宗五郎」。その陽喜と次男の夏幹の初舞台で、酒屋の丁稚で二人が出てくる。ビートたけしの祝い幕が用意されているが、初舞台でこういうのは珍しい気がした。終わった後、この幕がどうなるのか、気になった。
« 6月9日(日)中野毅氏の池田大作氏追悼の文章で私の『池田大作の功と罪』に言及されている | Main | 6月12日(水)週刊誌の『フラッシュ』での名家の特集で宗教家の名家について取材に答えた »
「芸能・アイドル」カテゴリの記事
- 6月16日(月)音羽屋襲名は2か月目で夜の部(2025.06.16)
- 6月7日(土)歌舞伎座は音羽屋ダブル襲名の2か月目(2025.06.07)
- 5月9日(金)音羽屋襲名は昼の部で新菊之助の道成寺天才ぶりを発揮する(2025.05.09)
- 5月7日(水)音羽屋襲名の歌舞伎座昼の部を見る(2025.05.07)
- 5月3日(土)神谷町小歌舞伎は第3回(2025.05.03)
« 6月9日(日)中野毅氏の池田大作氏追悼の文章で私の『池田大作の功と罪』に言及されている | Main | 6月12日(水)週刊誌の『フラッシュ』での名家の特集で宗教家の名家について取材に答えた »
Comments