6月2日(日)時蔵襲名の6月大歌舞伎は萬家一門の結束を誇示
昨日は、歌舞伎座の初日へ。
梅枝の時蔵襲名が見どころ。祝い幕は、千住博さんのもの。
これが圧巻。演目は、「上州土産百両首」から。獅童と菊之助の友情物語。錦之助と隼人の親子が、凶状持ちの親分子分。隼人が悪役としてすごみが出てきた。菊之助は喜劇的な役で、これまであまりやっていなかったような役。獅童ははまっている。
妻が自販機で飲み物を買おうとして、電子決済がうまくいかなかったとき、アドバイスをしてくれたのは、菊之助の奥さんではなかろうか。襲名のお祝を申し上げるべきだったと、後で後悔。
次は、千本桜の所作事で「時鳥花有里」。群舞の意味がわからないところがあるが、見どころは種之助の傀儡師。達者なものだ。
最後は、襲名披露の「妹背山」。新時蔵のお三輪。途中に、口上があり、仁左衛門の仕切りで、新時蔵と新梅枝が挨拶。
強烈なのは、官女たち。萬家がずらっと。それに、元萬家の歌六や歌昇が加わり、徹底的にお三輪をいじめる。
今回の公演、萬家一門というところが目立つようになっていて、往年の萬家錦之助のようなものを再現しようとしているらしい。たしかに、一門がそろってみると、なかなかのもの。
終わってから、サウンドクリエイトに。偶然、黒崎政男さんが来るというので、それを待ち、ヨーロッパの土産話を聞く。
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