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今日は、インターナショナルオーディオショオへ。例年は秋だが、今年は盛夏の開催。ちょっと温室のようで、フォーラムは暑い。
着いたら受付で、黒崎政男さんとばったり。珍しいことではないが、それにしても偶然はこわい。
一緒にいろいろとまわる。
黒崎さん、ミュンヘンのオーディオショーに行って、メモを書く癖がついたらしい。同行したオーディオ関係者多数。
これは、マッキントッシュの75周年モデル。
途中で、サウンドクリエイトに。黒崎さん、清水さんと何やら私の知らない話をしていた。
黒崎さんは帰られたが、我々はもう一度参戦。
MAYAさんがサイン会をしていたので、ご挨拶。
その後、ソナスファベールの1億5000万円だかのスピーカーを聴く。
左はセットのサブウーファー。これを聴いたら、きっと1億5000万円が入ってくのだろう。ご利益あり。
ここのところの猛暑で、散歩もままならない。
昨日は、夜、青山のブルーノートへ。
アンブローズ・アキムシーレの公演に行く。
一般にはそれほど知られていないとは思うのだが、席は満席。いったいどういうところで聴きに来ているのだろうか。隣の人たちが聴いているのはわかったが、それが不思議。私も、さほど聴いていないのだが、ライブ盤の一曲がお気に入りで来た。
その曲も演奏したが、アキムシーレ、非常にまじめという印象が強かった。メンバー紹介以外、話もなし。アドリブで盛り上げるところもなかったので、1時間強で終わってしまった。
トランペット奏者としては、従来とはかなり違い、独創的。いったい誰の影響を受けているのかも分からない。不思議なスタイルだ。まだまだ、謎の演奏家。今後どうなるのだろう。
今日は昼前に立川へ。昼食をとったあと、『一個人』の編集者と待ち合わせて、臨済宗建長寺派の玄武山普済寺へ。この寺には、国宝の六面石幢があるが、現在、収蔵庫を作っていて、それは拝観できなかった。そこで雑誌に使う私の写真の撮影。
終わってから、近くにある『一個人』の編集室へ。そこでインタビューに応じる。仏教特集ということだが、今出ている号の予告に、「死とは 『葬式は、要らない』のか? 宗教学者・島田裕巳氏が最終回答」とあったため、その回答を準備してインタビューに臨んだ。
何が、最終回答なのかは、雑誌を見てもらうしかないが、先週、健康法で話題の和田秀樹氏と対談したことで、全体の線がはっきりした気がした。和田氏との対談は本として出版される予定。
今日は七夕。都知事選の投票日でもある。投票に行ったが、だれに投票していいか分からなかった。とりあえず、知り合いの知り合いに投票した。
昨日は、浅草神社へ午後出かけた。桜月流の奉納剣舞。雨の予報で、4時の始まる時間前から、雷雨の気配。それを察して、少し早くはじまる。
前回は目黒の大鳥神社でだったが、今回は歌付きの作品があったり、立ち回りが多く、見る側には楽しめた。終わってから神谷宗家に聞いたが、型だけでは、どうもうまくいかないので、稽古で立ち回りを多く取り入れるようになったとのこと。
終わろうとしているときから、雷雨。その間は、神社の会議室にいたので、雨には会わなかった。
浅草神社では「夏詣」としていたが、これは、この神社からはじまったもののようだ。
直会に行く一行と別れ、葵丸新で天ぷらを買って帰宅した。
昨日は歌舞伎座夜の部へ。
「裏表太閤記」ということで、43年ぶりの再演。初演は、3代目猿之助で、昼夜ぶっ通しでやったらしい。猿之助が5役というから、いかにも澤瀉屋。
昼の「星合13團」も、猿之助テイスト。猿之助が健在のころは、7月はその奮闘公演だった。1度見たことがある。その意味で、今月は隠れた形での猿之助追悼公演なのではないかと思う。
ただ、幸四郎と猿之助ではまるで役者としてのあり方が違うので、そこが難しいところ。猿之助だと、身体の動きに特徴があり、また、大衆演劇としての性格が出る。そこが幸四郎だと出ない。脇は澤瀉屋で、一番面白かったのは、寿猿登場の場面。94歳という年を強調するのはいつものことだが、その場の3人の老人役が同じセリフを繰り返すところが楽しかった。
最後は、踊りになり、そこが一番盛り上がった。右近や巳之助が輝いていたし、雀右衛門に風格があった。若いものに交じって、幸四郎もがんばっていた。
本来なら4代目猿之助が演じただろうにと、どうしてもそう思ってしまう。
昨日は忙しい一日になった。
午前中は、朝日カルチャーセンター新宿教室で「鎌倉仏教と武家政権」の講座。最初ということで、鎌倉の廃寺について紹介し、続いて、鎌倉時代に至る日本仏教の歩みを振り返った。
昼食の後、神楽坂へ。『若者のための死の教科書』グループの長谷川彰宏君の個展を見に行く。最初のときと同じく、会場は√K Contemporary(ルートKコンテンポラリー)で、展示はやはり3階分にわたる。
非常に不思議だったのは、こうした螺旋の絵。動いて見える。同じ螺旋でも動いていないものもあった。どういう仕掛けなのだろうか。
画家本人が不在だったので、次に聞いてみることにしよう。
近くに、孫が4月から通っている中学があるので、そこに寄る。ただ学校の建物を見ただけ。
新宿に戻り、大学院生の研究の相談に乗る。
それが終わってからは、代々木上原へ。
日本女子大の時代の教え子、とはいっても、私の授業をとっていかった学生なのだが、その琴のコンサート。
4人組の螺鈿隊というが、以前にも聴いたことがあった。そのときと比べると、年月が経ったせいか、音に重みが加わっている。4曲やったのだが、それぞれの曲の作曲家が来ていて、話が聞けたのも面白かった。とくに後半の曲は難曲で、技術の高さがうかがえた。
帰りに寄った経堂の魚粋で、お花の師匠さんといけばな談義。というわけで、学術と芸術の一日になった。
昨日は夜、東大へ。アメフトのウォーターズの試合。相手は神奈川大学。一応格下なので、37対12で勝利した。東大は2、3年生が中心だった。
今日は、歌舞伎座昼の部へ。
團十郎奮闘の「星合世十三團」。海老蔵時代にも一度やっていて、それも見ている。
全体は「義経千本桜」。その全段を凝縮して演じるというもので、團十郎は13役。
前回のことはあまり覚えていないが、かなりすっきりしたような感じがした。
朝、夢で團十郎にご飯をもってきてもらう夢を見た。隣には男女蔵が座っていて、團十郎と話している。そこになぜか、桜月の松木君が現れるが、彼は、昔大谷友右衛門のところにいたので、歌舞伎役者二人と知り合いでもおかしくはない。
そんな夢を見て、出かけたので、より親しみがわいた。
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