8月17日(土)台風の中歌舞伎座で納涼歌舞伎を見る
昨日は、台風が来るというなか、歌舞伎座へ。もっとも朝は雨が降っていなかった。
ただ、歌舞伎座は台風に備え、「8月納涼歌舞伎」ののぼりなし。これは珍しい。
そこから、3部まで。
1部の「鵜の殿様」は初めて見たが、まるでサーカスのよう。大変な稽古をしたのだろうと感心する。
2部の「髪結い新三」は、勘九郎が初役。ちょっと意外だったが、悪の面が強すぎて、ちんぴら性が薄い気がした。3部の大悪人を演じている影響だろうか。弥十郎の大家が、新三を完全に圧倒していた。
3部は、京極夏彦の新作。筋書きで、当人が文藝と語っているように、せりふをきかせる芝居。最後、幸四郎の謎解きの部分のなが台詞に真骨頂が発揮されていた。ほかには虎之介がよい。
一日ほぼ、歌舞伎座に居たので、台風はほとんど感じなかった。帰りも駅に着いたら、雨はほとんど止んでいた。
歌舞伎座では、台風のせいなのだろう、ところどころ空席が。
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