1月24日(木)娘に上皇后の歌の解釈を教えられる
美智子上皇后の新しい歌集『ゆふすげ』が刊行された。そのなかに、
「わが親族(うから)ゆめ誹らず」とかの大人(うし)の讃へし妻にありませし君
という歌があり、一読して理解ができなかった。上皇后が君と詠む場合、上皇のことをさしており、それが頭にあって、混乱した。そして、その前の歌に、「佐藤志満先生追悼三首」とあり、その三首を見落としたので、余計意味をとることができなかった。
そこで、娘の旦那が古文の先生なので聞いてくれとラインしたら、娘も国文学の大学院を出ているので、これをちゃんと解釈してくれた。
「自分の身内の悪口を決して言わない」とあの佐藤佐太郎先生が讃えた妻でいらっしゃった佐藤志満先生です
ということらしい。持つべきものは学問をした娘である。佐藤佐太郎・志満夫妻は、上皇后の歌の師にあたる。
『[増補版]神道はなぜ教えがないのか』は、単行本もアマゾン1位だが、電子書籍も1位になっている。ただカテゴリーは日本史。全体でも612位と、順位も高い。最近では、電子書籍の売り上げもばかにできなくなってきた。
« 1月23日(木)亀屋で切り餅を買う | Main | 1月25日(土)志ん朝の「抜け雀」を聴く »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2月3日(月)スマホの機種変更をした(2025.02.03)
- 1月27日(月)ベイスターズの新しいスローガンは決まったけれど(2025.01.27)
- 1月24日(木)娘に上皇后の歌の解釈を教えられる(2025.01.24)
- 1月22日(水)今唯一買う文房具は赤ボールペンの替え芯(2025.01.22)
- 1月20日(月)マイナビ新書の新刊『なぜ日本人は神社で祈るのか』の見本とYouTubeチャンネルの収録(2025.01.20)
Comments