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今日は朝から歌舞伎座へ。「仮名手本忠臣蔵」Aプロの通し。
3階席での通しなので、一番強い印象は「きつかった」。
Bプロの方は、昼の部だけすでに見ている。同じ演目のはずなのに、役者が違うと、印象がかなり変わる。やり方も役者によって違う。進物場など、同じではと思っていたが、橘太郎が松之助にかわっただけで、違う。合図が、「えへん」と右足を出すで違うのだが、それでもう全体が変わってくる。
芝翫と松緑の師直も、悪さの質が違う。
判官は菊之助から勘九郎にかわり、大星が松緑から仁左衛門に代わった。ただ、この場については、1週間前に見た印象が強く、あまり続けてみるものではないのかもしれない。考えてみると、菊之助と勘九郎、判官と勘平で役が二日で交代するものの、毎日切腹をするということでは変わらない。本人たちはどう感じているのだろうか。
夜の部は、菊之助がこれまでとは違った面を見せていた。今までだと型通りという印象が強かったがそれを打破している。
土曜日に、渡辺保先生の講座を拝聴して、勘平の場面について、他の役者がニンにないということを力説していたが、実際に見るとそういう印象はなかった。
一力茶屋では、時蔵のお軽がやはりよい。巳之助の平右衛門も、これはやりやすい役ということもあるが、頑張っていた。愛之助については、渡辺先生も指摘していたように、正体を隠しているというところが何か欠けているような。
終わって、お疲れの一日。3階席で通しは考えものだ。
昼まで仕事をして出かける。梅が丘で昼食をとったあと、妻と落ちあい、お茶の水へ。
湯島聖堂から神田明神、湯島天満宮と、今度カルチャーセンターで神社めぐりをする場所をまわってみた。
そこから東大へ。途中、娘の友人と出会い、一緒に安田講堂へ行く。「安田講堂銘板見学会」にはじめて参加。
寄付をしたので「株式会社MIMIプロジェクト」の銘板が掲げられることになった。安田講堂のなかも見学する。
東大から御茶ノ水駅まで行き、中央線快速のグリー車に乗ってみる。今日まで無料。御茶ノ水から東京駅まで行き、そこからそのまま八王子行きで戻った。どこまで行こうかと考えていて、けっきょく、立川まで乗った。そこから帰りは、グリー車の下の席に乗る。
グリーン車を堪能して、吉祥寺で降り、いせやへ。ちょっと値上げしたようだが、焼き鳥は100円。
今日は歌舞伎座へ。「仮名手本忠臣蔵」通しのBプロを観る。
久しぶりの忠臣蔵なので、観客の関心も高く、満席。
昼の部は大序から判官切腹、そして道行。芝翫の師直は、実に憎たらしい。最近、役がつかなかったうっぷんもあるのかもしれない。
松緑が大星を初役で。ちょっと走り方に難があるが、見事大星を演じていた。道行は、愛之助がちょっとわかりにくい。
全体に、緊張感があり、さすが忠臣蔵。これぞ大歌舞伎という半日。来週は、Aプロを通しで見ることになっているが、見る方もなかなか大変だ。
終わってから、先日の神社めぐりで行けなかった安平神社へ。
一丁目にあり、もともと屋敷神だったとのこと。さもありなんという風情。
サウンドクリエイトにも寄り、新しいリンのスピーカーを聴く。なかなか。
経堂に戻り、ピザを本格的な窯で焼く店へ。10年やっているというが、まったく知らなかった。
今日の午後は、NHK文化センター青山教室の神社めぐりツアー。ガイド役をつとめる。
出発点は、わかりやすいので歌舞伎座の歌舞伎稲荷。そこから、銀座にあるさまざまな稲荷社をめぐる。ビルの上にあるものも多く、かなりの数の集団だったのでエレベーターで上り下りするのに時間がかかった。結局、予定されたところをすべて回り終えた。2時間10分かかる。
解散してから新宿へ。今度は朝日カルチャーセンター新宿教室で、人文ライターの斎藤哲也さんと「交錯する哲学史と宗教史」という対談の講座をする。哲学と宗教がいかに違い、どこで交錯するのか。1時間半語ってみた。
終わってから、斎藤さんと近くの西安という、西安料理の店で打ち上げ。
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