無料ブログはココログ

Recent Trackbacks

« 6月15日(日)長い付き合いの『一個人』が休刊になってしまう | Main | 6月19日(木)『日本人にとって皇室とは何か』に関連する朝カルでの講義と週刊誌の記事 »

June 16, 2025

6月16日(月)音羽屋襲名は2か月目で夜の部

昨日は午後、歌舞伎座の夜の部へ。

Pxl_20250615_091511601

演目は「暫」から。絢爛豪華ないかにも歌舞伎らしい演目だが、中身は荒唐無稽。最近は成田屋しか演じていない。昔は、2代目松緑やら羽左衛門が演じていた。こうした作品、現代の人間には絶対に書けない。それ自体が文化財。

次は、菊五郎、菊之助襲名の口上。その後は、その親子の「連獅子」。この親子のものは一昨年の9月に見ている。そのとき、菊之助は9歳。うまくできなくてもどかしそうだったが、2年経つと、すっかり変わっていた。子獅子が安定してきて、親の方が心配がなくなったのか、なかなかよい親獅子。今回よく分かったのは、親獅子は子獅子がしっかりと成長したのを確認して、突き落としていること。なるほどと思った。

最後は「芝浜皮財布」。松緑が政五郎をはじめて演じている。真面目なところはぴったりだが、前半のダメな部分。ダメさが物足りない。酒飲みに集まってきた連中も、なぜ女房自慢をするのか、そこらあたりがわかっていないようでもあった。年の差を基準に自慢するのだが、それも他に自慢する種がないから。そこらあたりがうまく出ていない。前に見たのは、7代目菊五郎の政五郎。見ながら、それを思った。

 

« 6月15日(日)長い付き合いの『一個人』が休刊になってしまう | Main | 6月19日(木)『日本人にとって皇室とは何か』に関連する朝カルでの講義と週刊誌の記事 »

芸能・アイドル」カテゴリの記事

Comments

Post a comment

(Not displayed with comment.)

« 6月15日(日)長い付き合いの『一個人』が休刊になってしまう | Main | 6月19日(木)『日本人にとって皇室とは何か』に関連する朝カルでの講義と週刊誌の記事 »

July 2025
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31