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September 14, 2025

9月14日(日)昨日は歌舞伎座で「菅原伝授手習鑑」の通し後半Bプロを見た

昨日は、午後、NHK文化センターさいたまスーパーアリーナ教室で講座をやった。テーマは、北野天満宮と太宰府天満宮。その中でも取り上げたが、今月の歌舞伎座では、「菅原伝授手習鑑」の通し。まったくの偶然。

スーパーアリーナでは東京ガールズコレクションをやっていた。さいたまガールズコレクションではないようだ。

東京駅へ出て、銀座へ。天賞堂に行き、時計のベルトを交換しようと思ったら、天賞堂自体が元の場所にはなかった。その噂は聞いていたが、探したら、裏に天賞堂カスタマーセンターというものがあったので、そこへ行ってみた。すると鉄道模型と時計を扱っていたので、ベルトを交換してもらった。交換は3回目ではないだろうか。

三越で弁当を買い、妻と落ちあって歌舞伎座へ。

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演目は後半の三つ。Bプロ。

実は、最初に本格的に歌舞伎を見始めた最初が、この半通しの後半部分だった。当時の團十郎、菊五郎、幸四郎で三兄弟が演じられていた。

今回は、演目ごとに、兄弟を演じる役者がまったく違う。こういう上演の仕方は珍しいのではないだろうか。歌舞伎座では10年前に通しで上演されているが、そのときは同じ役者がやっていた。今回は、松王丸がAプロで幸四郎、歌昇、松緑、Bプロで芝翫、彦三郎、幸四郎と変わる。梅王丸が、A染五郎、橋之助、B松緑、萬太郎、桜丸が、A左近、時蔵、B錦之助、菊五郎。実にめまぐるしいが、それでもさほど違和感がないのは、やはり歌舞伎ということか。

昨日は舞台中継が入っているせいか、松緑の梅王丸がやけに張り切っていて、まるで初役のよう。芝翫の松王丸に貫禄があったが、錦之助の桜丸はさすが。

賀の祝では、歌六の声がいつになく小さかった。ちょうど白大夫と同じ、つまりは私と同年齢だが、これからどうなるやら。菊五郎が桜丸で切腹をするが、今年は忠臣蔵でたしか2度切腹していた。切腹がふさわしい役者になったのかもしれない。とにかくきれいに死んでいく。

この場面は、文楽で住大夫、蓑助で見たことがある。人形遣いが消えるという至芸で、もうこれで文楽は見なくてもいいかと思った舞台だった。その雰囲気が今回はあった。

最後はお馴染みの寺子屋。平安時代に寺子屋などない。その点は、カルチャーセンターでも冗談のネタにした。今回は寺入りから。寺入りは今年6月にも見ているが、今回は、涎くりが仕置きをされるところがあり、下男三助との滑稽なやり取りもあった。これは初めて見た。

ただ、染五郎の初役だと思われる源蔵がよくなかった。教わった通りにやっているのはよくわかるが、その分、役が染みついていない。他が、幸四郎、雀右衛門、時蔵と揃っているので、一人、一軍に二軍の選手が混じっているようで、全体のバランスがひどく悪かった。今まで見た寺子屋のなかでは、一番集中できなかったかもしれない。

来週はAプロの後半をやはりみる。どうなるだろうか。

2000年にはじめてこれを見たとき、半通しが終わってから富十郎の越後獅子があった。ところが、それを見ないで帰ってしまったのだが、それは寺子屋の子殺しにショックを受けたためと思ってきたが、今回見てみて、それは三つの演目を見て疲れたからではなかったかと思った。1階ならそうでもないのかもしれないが、3階だとやはり疲れる。

帰ってから経堂魚粋で一杯。

 

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