10月10日(金)「吉野山」の團子は天才的なところを見せたが
昨日の夜は歌舞伎座へ。「義経千本桜」のAプロ第3部を見る。
演目は「吉野山」と「四の切」。
ともに、團子が忠信で、静を新吾。「吉野山」では、清元を栄寿大夫がつとめた。Bプロでは、右近として忠信をつとめるので、ややこしい。
「吉野山」の團子は、きっぱりとしていて素晴らしかった。新吾の方は、もう一歩、静の強さが欲しかった。藤太の猿弥がすみずみまで行き届いていて、これも素晴らしかった。
それで、「四の切」も大いに期待したが、リアル忠信の出から、ちょっと若いせいで線が細いこともあり、忠信の大きさが出ていなかった。狐の方も、喜んだ時の表情がなく、いまいち。観客のテンションも途中下がった気がする。拍手は明らかに「吉野山」の方が盛大だった。Aプロ三部の千穐楽ということなのか、ちょっとお疲れだったのかもしれない。95歳寿猿も、へとへとの感じ。
市川右近が久しぶりに見て大きくなっているのに驚く。
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