我が家のオーディオ。roonのnucleusを導入し、音が飛躍的によくなったので、次を考えてみた。
世間の評判では、スウィッチン・ハブを入れると、よいらしい。いろいろとそういう記事があがっている。
そこで、デモ機を借りることにして、試してみた。
最初はイイ感じだったが、途中から「あれれ」と思うようになり、16ビットの音源をかけてみると、これがまるでダメ。
そこからまたハイレゾ音源を試し直してみると、音楽がやせ細った感じになり、聴いていて落ち着かない。
いろいろと試してみたし、デモ機は二つあったので、両方使ってみたが、効果なし。
我が家には向かないことが判明した。デモ機は返すしかない。
期待した部分が大きかったので、残念。次はどうするか。これがなかなか難しい。
昨日の午後は紀尾井ホールへ。ブラッド・メルドーのソロ・コンサート。
2列目の席なので、どうピアノを弾いているかがよくわかった。以前、コットン・クラブでジョシュア・レッドマンとのデュオを聞いて以来。
「10イヤーズ・ソロ」のアルバムを聴くと、宗教的な文言が多く出てくるが、昨日はあまりそうした雰囲気はなかった。取り上げた曲も、今度出るビートルズの曲集や、ボブ・ディラン、ジミー・ヘンドリックスとポピュラーな曲が多かった。明るく華やか。テクニックは最高。
ただ、2014年5月9日に、同じホールでキース・ジャレットのやはりソロを聴いたことが念頭から離れなかった。山中千尋さんなどは、メルドーは神と言っていたが、今回は神とは感じなかった。キースの方が本当に神。あの日のことは生涯忘れない。
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