日本でも、ストリーミングのQobuzのサービスがはじまった。
これまで私はTidalを使ってきた。これがずいぶん長くなった。
ただ、Roonを通して使っている。Qobuzも同じようにRoonを通して使うことになる。
巷では、TidalとQobuzで音質に違いがあるという見解も目にするが、今のところ、違いがあるようには感じられない。Roonについても、専用機のNucleusを通してなので、そのせいもあるのかもしれない。
ただ、表示の仕方が両者では違う。あるいは、どういう音源があるかでも違いがある。Qubozの方が、さまざまな音源を入れている場合が多いが、ただ、ハイレゾになると、両者の違いは少なくなる。Qobuzはe-onkyoと統合のはずだが、その面がまだよく分からない。これは、もっと研究してみないといけないのかもしれない。
今日は、インターナショナルオーディオショオへ。例年は秋だが、今年は盛夏の開催。ちょっと温室のようで、フォーラムは暑い。
着いたら受付で、黒崎政男さんとばったり。珍しいことではないが、それにしても偶然はこわい。
一緒にいろいろとまわる。
黒崎さん、ミュンヘンのオーディオショーに行って、メモを書く癖がついたらしい。同行したオーディオ関係者多数。
これは、マッキントッシュの75周年モデル。
途中で、サウンドクリエイトに。黒崎さん、清水さんと何やら私の知らない話をしていた。
黒崎さんは帰られたが、我々はもう一度参戦。
MAYAさんがサイン会をしていたので、ご挨拶。
その後、ソナスファベールの1億5000万円だかのスピーカーを聴く。
左はセットのサブウーファー。これを聴いたら、きっと1億5000万円が入ってくのだろう。ご利益あり。
ここのところの猛暑で、散歩もままならない。
昨日は、夜、青山のブルーノートへ。
アンブローズ・アキムシーレの公演に行く。
一般にはそれほど知られていないとは思うのだが、席は満席。いったいどういうところで聴きに来ているのだろうか。隣の人たちが聴いているのはわかったが、それが不思議。私も、さほど聴いていないのだが、ライブ盤の一曲がお気に入りで来た。
その曲も演奏したが、アキムシーレ、非常にまじめという印象が強かった。メンバー紹介以外、話もなし。アドリブで盛り上げるところもなかったので、1時間強で終わってしまった。
トランペット奏者としては、従来とはかなり違い、独創的。いったい誰の影響を受けているのかも分からない。不思議なスタイルだ。まだまだ、謎の演奏家。今後どうなるのだろう。
昨日の午後は、銀座のサウンドクリエイトへ行った。
Linnのスピーカー、360Exaktが来ているということで、はじめてRoonのnucleusを通して、ハイレゾ音源を聴けるから。こうした機会はめったにない。
あらかじめ家で予習をしていった。ヴィンセント・ハーリングをフューチャーした「ソウル・ジャズ」、ショルティのワーグナー指輪のダイジェスト版、それにフロムシュテット指揮のライプツィヒ・ゲバントハウス管弦楽団のブラームス4番を聴いた。
「ソウル・ジャズ」については、家で聴いたのと、大きくは変わらないが、オペラ、交響曲となると、俄然360は威力を発揮した。これ以上、オーディオとして進化する必要もないのではないか、そんな感想を持った。やはりexaktシステムはすごい。
聴いている途中、部屋に入ってきたお客さんがいた。顔に見覚えがあるのだが、誰だか思い出せない。むこうもそうらしく、また顔を出したときには、六本木ヒルズのライブラリーで同じメンバーだった人だと判明した。そこではじめて名刺交換。以前にサウンドクリエイトに来たことがあるが、移転してからははじめてとのこと。奇遇だった。
昨日の夜は青山のブルーノート東京へ行った。
ジョシュア・レッドマンの、ヴォーカルを含めたクインテット。
最近出した、『ホエア・アー・ウィー』からの曲が中心だが、そこに含まれていない「ホテル・カリフォルニア」も。
このアルバム、アメリカの都市にちなんだ曲で構成されており、東京だということで、「赤とんぼ」とホレス・シルバーの「東京ブルース」も演奏された。
そこでは、次に公演が予定されているベラ・フレックがゲスト出演。これは、最終セットだけのものだったのかもしれない。というわけで、お得な90分。
ジョシュア・レッドマンは、以前、コットン・クラブで、ブラッド・メルドーとのデュオを聴いたことがあったが、今回は大熱演で楽しめた。現代最高のテナーであることを証明したステージだった。
少し前のことになるが、3月27日に、我が家のオーディオシステムの中核をなすLinnのKlimax System Hubの電源を新しいUtopikに変えた。
そのとき、内部の写真を撮影したのだが、誤って削除してしまった。よって、おまけについてきたものを撮ってみた。外観は内部の変更なのでまったく変わらない。
電源を変えただけなのに、音の世界の広がりと、音の強さが一変した。
そこまではよかったのだが、デジタルの向上に比べて、アナログの方が見劣りするようになった。音楽から魂がなくなってしまったような感じになってしまったのだ。
そこで、サウンドクリエイトに相談し、調整をお願いした。これは、素人にはよく分からないところだが、電源をとる順番を変えた方がいいということで、それを変更し、さらに、LP12からHubへのLanケーブルをDeraのものに変えてもらった。
これで、アナログの方も格段に進化することとなった。音の迫力が増したことはもちろん、各変奏者の存在が、よりはっきりするようになった。その感覚をことばにするのが難しいが、たんに音がセパレートしただけではなく、変奏者個人が独立して存在するようになったとでも言うべきだろうか。
デジタルの方が音の強さ、あるいは音像の広がりは大きい気がするが、楽器の音色ということではやはりアナログがまさる。
そんなこんなで調整に時間がかかったが、これで安心。電源のとりかたでこれだけ変わるとは、実に驚きだ。
昨日は、さいたまのNHK文化センターで神社の歴史について講義をした。予定された内容をすべて話せなかったので、来月にまわす。
その後、銀座のサウンドクリエイトへ。最近導入したユートピック電源について相談。
日比谷公園で『資本論』を読みながら時間をつぶしたあと、表参道へ。
ブルーノート東京で、アヴィシャイ・コーヘンのトリオ。
昨年2月、配信で見て気に入ったので、来てみた。すべてソウルドアウトで、追加公演まである人気。場内はいっぱいで、2階席まで入っていた。
お目当ては、23歳だか24歳の女性ドラマー、ロ二・カスピ。とてもパワフルなところは昨年と同じだが、今年はさらにメロディックな要素が加わっていて、よくなっていた。満足の公演。
少しお腹がすいていたので、経堂で魚粋。
Recent Comments