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学問・資格

April 12, 2019

4月12日(金)長い休みも明けて大学がはじまった

春の休みは相当にながいのだが、それも終わり、大学の授業がはじまった。

今年も、前期は「宗教学」と「思想史演習」を担当する。

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「宗教学」は、今年は教科書ができたので、それを使うことにする。パワポでの授業は、やはりよくないように思えたので、とりあえず、映像だけ見せた。

「思想史演習」は、前期は九鬼周造の『いきの構造』。学生は10人ほど来たが、様子見もいて、最終的に何人になるかはわからない。どういうやり方をするか、それが問題。

March 03, 2019

3月3日(日)市川裕氏の最終講義を拝聴した

昨日は午前中、NHK文化センター青山教室で『法華経から考える日本仏教』の講義、最終回だった。日蓮以降の法華信仰について扱い、日蓮系新宗教にも言及した。

本郷へ。久しぶりにルオーでカレーを食べる。この店も、79年に引き継がれたものだが、ずいぶんと歴史を感じる店になっている。店内の会話がいかにも東大っぽい。

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東大宗教学研究室の市川裕氏の最終講義、「ユダヤ人の歴史を貫くもの」を拝聴する。法文2号館の1番教室がほぼ満杯。一般の人も来ていたようだが、人気があるのだろうか。話は、最近出た岩波新書の『ユダヤ人とユダヤ教』に近い。最後、仏教的な観点が色濃い印象を残す。

夜は、近くのホテルの宴会場で懇親会。私もあいさつをした。市川氏とは年が同じだが、彼は法学部の出身。大学院に入ったのは、私の方が一年遅い。振り返ってみると、全員が参加する大学院の水曜ゼミを除くと、同じ授業やゼミに出たという記憶がほとんどない。

ただ、経典研究会で彼が『日蓮文集』を取り上げたことを思い出し、その話をしてみた。市川氏としては、旧約の予言者の関係、そして内村の『代表的日本人』から日蓮に興味を持ったとのこと。最後はかけあいになりそこが面白かった。まずはご苦労様。

February 15, 2019

2月15日(金)宗教学の教科書ができた

今度日本評論社から『教養としての宗教学』という本が刊行される。今年の2冊目。

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日本評論社とは縁が深くて、ずいぶん昔に出した『個室』などはここが出版元になっている。付き合っている出版社として歴史が古い。今回の本は、東京女子大学で続けている「宗教学」の授業がもとになっている。この授業では、通過儀礼を軸に宗教について教えていて、そこで取り上げた話題が軸になっている。

はじめて宗教学の教科書を書いたことになる。なかなかできがいいので、次はもう一つの授業、「宗教史」も教科書にしたくなった。


January 16, 2019

1月16日(水)二十二社についての講座を朝カル新宿教室ではじめる

昨日から朝日カルチャーセンターの新宿教室で、「二十二社」の講座がはじまった。NHK文化センターのさいたま新都心教室でもやってきたテーマだが、それを踏まえ、さらに突っ込んだ話をしようと考えている。これは、3月まで続く。

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担当者から聞いた話では、旅行社のなかに二十二社巡りのツアーを実施しているところがあるらしい。二十二社は関西ばかりだが、個々にかなり離れているので、一度には当然ながらまわれない。何回かに分けてツアーをするらしい。

神社というのは、寺院とは違い宗派のようなものがない。その点で、どこでまとまりをつけていくかが難しいが、二十二社を最初に持ってくると、そのなかに有力な神社が多く含まれることもあり、うまくいくような気がする。

そして、二十二社を探っていくと、神社の在り方や、それとの日本人のかかわり方が見えてくる。なかなかいいテーマではないだろうか。私もあと一か所、丹生川上神社に行って、本にしたいと思っている。

September 30, 2018

9月30日(日)ネットでの新宗教についての講義とカルチャーセンターの二つ掛け持ち

金曜日は、「スクー」という学習サイトで「新興宗教大百科」の放送があった。ゲストは、創価学会の元会員。いったい創価学会とはどういう組織なのかを1時間にわたって解説した。一応、この番組、これからしばらく、定期的に放送されるはず。

土曜日は、午後一でさいたまへ。NHK文化センターさいたま新都心教室で、神道の講座の締めくくり。これは、さらに続き、来月からは22社と大嘗祭と取り上げる。

終わってから、銀座へ行き、天賞堂で腕時計を修理に出す。昨日突然止まってしまった。朝起きるのが遅く朝食を食べただけだったので、とんかつの梅林に行ってみる。李さんの「すきやねん」の舞台だが、いつも混んでいて、行けなかった。ヒレカツ定食を食べる。肉が上等で量が多い。衣は意外に厚い。

そこから新宿へ出て、今度は朝日カルチャーセンターの新宿教室で、オウム事件についての講義。受講生は37名とか。かなり多い。1時間半にわたって、オウム事件の概要についてしゃべる。一日二つのカルチャーをかけもちしたのは珍しい。前に一度はあったかもしれないが。

家族も聞きにきたので、終わってからホテルサンルートで食事。前とは雰囲気が変わっているが、なかなかうまかった。

August 25, 2018

8月25日(土)日本仏教そして神道を理解するには法華経について知らなければならない

明日26日は、「神道コンシェルジュ講座」を開く。午後3時からで、場所は西武池袋線の江古田駅に近いThe MON 桜月流

テーマは、前回の即位灌頂の続きで、「法華即位法」を扱う。即位灌頂の方法にはさまざまあるが、法華と言えば天台。天台系統の即位灌頂がこれになる。

ただ、法華ということも理解しないと、この方法の意味が分からない。そこで、講座では、法華経の概説も行う。法華経は大乗仏典の代表的な存在だが、日本の仏教ではとくに重視されてきた。聖徳太子の「法華義疏」からはじまって、最澄の天台宗、そして日蓮の日蓮宗は、みな法華経を説く。法華経自体が信仰の対象になり、納経といったことも行われた。近代に入ると、日蓮主義や戦後の日蓮系新宗教など、社会的にも大きな意味を持った。

なお、10月からは、NHK文化センター青山教室でも、「法華経を中心に考える日本仏教」という6回の講座をやる。第1土曜 10:30~12:00。

2018/10/06(土) 「法華経」とはどういうお経なのか
2018/11/17(土) 聖徳太子と「法華経」 太子は本当に「法華経」を講義したのか/第3土曜日
2018/12/01(土) 最澄と「法華経」 日本仏教界の中心比叡山はなぜ生まれたか/5階507教室
2019/01/05(土) 親鸞はなぜ「法華経」について語らなかったのか
2019/02/02(土) 日蓮と「法華経」 法難と謗法
2019/03/02(土) 「法華経」への信仰は日本仏教をどう変えたのか 

July 12, 2018

7月12日(木)前期の授業が今日で終わる

東京女子大の授業が今日で終わる。「宗教学」の方は試験。「思想史演習」の方は学生の最後の発表になる。昨日は、哲学科が非常勤講師をもてなす宴が吉祥寺で開かれた。そのときは、はっきりわからなかったが、自分がいつから教えているかと言えば、2013年の4月からということになる。となれば、今年で6年目。ずいぶんと長くなった。

今年から、東京通信大学の方でも授業を担当することになり、8回にわたって授業の収録が行われた。スライドを使って、1回分約60分の授業を4分割して収録した。これも今週の火曜日で終わった。カメラにむかってしゃべり続けるので、難しいところもあるが、なんとか無事に終了。こちらは、試験を用意しなければならない。

そんななかで、麻原の遺骨の問題が浮上し、現状では海に散骨するという話になっている。要は、「葬送の自由をすすめる会」の「自然葬」だ。そうしたことになるとは予想していなかったが、聖地を作らせないための工夫ということらしい。果たしてそれでうまくいくのか。麻原の自然葬も、実はいろいろ難しいことになりそうな気もする。

April 17, 2018

4月17日(火)世界宗教事件史の講座が青山ではじまった

昨日から、NHK文化センター青山教室で、「【1年で学ぶ教養】世界宗教事件史」の講座がはじまった。これは、『教養としての宗教事件史』をもとにした講座で、1年にわたって、世界の宗教の歴史を事件という観点から見ていこうというもの。

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受講生も20人を超え、なかなか熱心に聴講してもらった気がした。質問も出たし。

今回扱ったのは、宗教のはじまりについて。それをいくつかの角度から考えてみた。今の人間は昔の人間ほど信仰心が強い、あるいは迷信にはまっていると考えやすいが、必ずしもそうした証拠が見出されているわけではない。

講座の帰り、表参道駅で娘をゲットして、一緒に帰る。

February 26, 2018

2月26日(月)神道コンシェルジュ講座は大嘗祭の第1回目

昨日は、「神道コンシェルジュ講座」。神谷氏のリクエストで大嘗祭を取り上げることにした。大嘗祭は複雑な儀礼なので、とても1回では扱いきれない。

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そこで、前回講座に来てもらった真弓君のお祖父さん、真弓常忠氏の『大嘗祭』を基本としながら、その準備過程を追ってみた。準備まででもかなり大変だ。

大嘗祭の基本は新嘗祭。新嘗祭のことも調べないといけないが、今回はそこもまだ押さえていない。しかも、大嘗祭は222年間のブランクもあり、大昔のやり方がそのままというわけでもない。時代の流れによって付加された部分、たとえば、標山の導入などもあり、儀式の本質が何かを明らかにしてくこともそう簡単ではない。

というわけで、ぼちぼちとやっていくしかないが、次回はどこまで行けるか。まだ未定。


December 24, 2017

12月24日(日)鶴岡賀雄氏の最終講義を東大で聴く

昨日は、東大宗教学研究室の嘲風会フォーラムへ。文学部の新しい建物で開かれたが、そこははじめて。

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今回は、これまでと趣向が違い、退官する鶴岡賀雄氏の最終講義。彼とは同期で、自らの研究史を語るというところでは、重なるところが多かった。

一番興味深かったのは、教師として彼が特異な存在であるということ。本人にも途中でその自覚が出てきたらしい。穴の話が出てきて、宗教とは穴であるということになっていたが、彼はもしかしたら、落とし穴を掘って、その後ろにいて、誰か学生がその穴に落ちるのを待っている人なのかもしれない。鶴岡氏に限らず、教師にはそうした面があるかもしれない。興味深い最終講義だった。


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