今日の午前中は朝日カルチャーセンターの新宿教室で新しい講座「信仰をめぐる三つの古都の物語 奈良・京都・鎌倉」をやる。今回は、奈良の平城京。飛鳥時代の都との関連、そして、仏都としての平城京にふれた。
昼食をとった後は、日ごろお世話になっている小川寛大さんの講義を聴く。
南北戦争の話。いかに南北戦争がアメリカ人にとって重要かがよく分かった。小川さんの『南北戦争』は読んだが、本で読むのとリアリティーが違った。
なかで、日本で未公開の南北戦争の映画が少し紹介された。
『Gods and Generals』(ロン・マックスウェル監督)という作品で、4時間近くかかり、面白くないとのことだが、戦争シーンのリアルはつあわってくる。この映画は2月2日に開かれる全日本南北戦争フォーラムの会合で公開されるらしい。
政治学者の菅谷幸浩氏が朝日カルチャーセンター新宿教室で講義した「田中角栄に挑んだ自民党政策集団」を受講した。
これは、最近刊行された『青嵐会秘録』(並木書房)をもとにしたものだった。
私はこの著書を読んではいないが、講義のなかでは、本に書かれていないこともいろいろと語られ、そこの部分もかなり興味深いものだった。青嵐会が出現し、話題をさらったのは、私が20代の頃になる。社会が激動している時代で、田中角栄という存在が大きな影響力を持っていた。それを背景に、なぜ青嵐会が生まれ、また短期間に消滅していったのか、それが関係者への取材から明らかにされていったが、こうした試みはこれまでほとんどなかったようだ。
興味をそそるのは、青嵐会に集ったメンバーが皆、個性的であったこと。首つり自殺という悲劇的な最期を迎えた中川一郎氏などはその代表だ。青嵐会というと、石原慎太郎の名があげられることが多いが、彼は会の中心ではなく、地方出身者が多い青嵐会では浮いた存在だったらしい。
いろいろと勉強になったし、今日の政局を考える上でも参考になった。
ようやく街には金木犀の香りがただようようになった。例年より半年遅い。
そんななか、衆議院議員選挙がはじまった。
7時からは、経堂の駅前で、地元の落合貴之候補者の出陣式が行われた。
落合氏とは、彼が落選中からの知り合い。今回は、熱が入っていて、演説は40分にも及んだ。内容も、自民党の議席をゼロにとボルテージはかなり高かった。ちょうど演説している後ろには、急遽出馬した自民党の候補者の事務所がある。
今回の選挙は、ふるわない政党ばかりなので、結果が予想できない。相当な激変が起こってもおかしくはないし、石破政権が短命に終わっても何ら不思議ではない。
一番難しいのは、どこも過半数に達しないとき。自民党と公明党で過半数をわったら、これまでとは違う連立にならざるを得ない。果たしてどうなるのだろうか。
昨日、一般社団法人池田創価学会のセミナーで講演を行った。その要旨をnoteにまとめてみた。
https://note.com/nice_tulip662/n/n274fb5172122
昨日は家庭連合2世のシンポジウムがあり、それに出席した。事前に、一度会いたいというので話をしたが、当日は、打ち合わせなしにはじまった。
その内容については、毎日新聞 や東京新聞(取材は共同通信) で取り上げられた。
録画されたものもアップされている。https://twitter.com/futen_seisuke/status/1708431913441186038 https://twitter.com/futen_seisuke/status/1708447864345731542
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