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経済・政治・国際

June 23, 2017

6月23日(金)公明党の古い体質がはからずも表に出てしまった

公明党広報がツイートした共産党批判が話題になっている。

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公明党と共産党は、創価学会が文化部を作って政治の世界に進出してからのライバル関係にある。ともに、都市下層階級をターゲットに選挙活動を展開するため、支持者の奪い合いになり、とくに公明党の支持基盤である創価学会が急速に伸びていた1960年代には、両者の対立はかなり激烈なものだった。

どうもその事態は、どちらの勢力にとっても、行き過ぎの状態にあったらしく、1974年には、作家の松本清張の仲介で、共産党と創価学会の間に協定が結ばれ、激しい非難合戦はしないということになった。これが「創共協定」あるいは「共創協定」になるが、創価学会が公明党に相談もせずにことを進めたため、公明党からはかなりの反発を食い、創価学会の方も、決して共産党と共闘するわけではないと発表せざるを得なくなる。

その点では、創共協定は無効になったともいえるが、現実には、それ以降、両者の非難合戦はかなり納まり、一定の効果はあったらしい。

今回は、創共協定以前に逆戻りしたような感じだが、おそらく公明党のなかに、共産党とやり合っていた時代から活動している人間がいて、その人間が、こうしたツイートをしたのではないだろうか。その点では、古い公明党、あるいは古い創価学会の体質が表に出た面がある。

公明党は、事実だとつっぱねているが、今の時代にはどうもそぐわない。それが分からない人間が広報をしているということは、ちょっと問題ではなかろうか。

February 27, 2017

2月27日(月)櫻井翔君と小川アナは「三田会婚」である

嵐の櫻井翔君と、テレ朝の小川アナの「熱愛」が報道された。桜井君は、慶應の経済学部の卒業で、幼稚舎かららしい。一方、小川アナの方は、青山学院の卒業。

ところが、桜井君の場合には弟も同じ道をたどって、慶應卒。一方、小川アナのお父さんは慶應の医学部の教授で、部長。どこから慶應なのかは不明だが、慶應医学部の卒業。

となると、桜井君とその弟は三田会で、小川アナのお父さんも三田会ということになる。お父さんとしては娘の交際相手が、三田会ということは大いに歓迎されることのはず。となると、これは結婚に至る可能性が極めて高い。

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拙著『慶應三田会』(三修社)で述べたように、三田会のつながりは強い。これに匹敵するのは創価学会だけだ。三田会の会員同士、ないしは家族に三田会がいる者同士が結婚し、会員を再生産していく仕組みがある。帝国ホテルに行くと、そうした家族が会食している姿をよく見かける。よって、「三田会婚」というものが存在するわけである。

January 28, 2017

1月27日(土)佐藤優氏はなぜ創価学会を礼賛するのか

これは、宝島らしい本だが、『平成日本タブー大全』というものがあり、その2017年版ができた。

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このなかで、『宗教問題』の編集人でもある小川寛大氏が「池田大作を『悟りを得た仏』と発言 ‘知の怪物’佐藤優が『創価学会』妄信の謎」という文章を書いていて、私もそのなかでインタビューに答えている。佐藤氏が、創価学会を礼賛するような本をたくさん出していることは意外と知られていないかもしれない。その点では、興味深い記事だろう。


January 25, 2017

1月25日(水)天皇の退位をめぐる有識者会議の論点整理は出たけれど

天皇の退位の問題について、有識者会議の論点整理が発表された。一代限りの特例法が前提になっているということで、その内容に疑問も呈されている。それに関連し、私の談話が、共同通信配信で『信濃毎日新聞』に出た。

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政府は、なるべく問題に深入りしないように注意しているようだが、実際に深入りすれば、議論百出で収拾がつかないことになるだろう。退位はともなく、皇位の安定的な継承ということになると、結局のところは手がないということになる。それをどうするか。退位が実現した後がむしろ問題だろう。


January 05, 2017

1月5日(木)『SAPIO』に創価学会のことを書いたが夏の都議選は波乱の予感

新聞に、総選挙のことが出ていた。結局、選挙が近いのか、遠いのかがよく分からなかったが、今解散するのは相当に難しいのではないか。逆に、難しいからこそ解散ということもありうるが。

何より問題なのは、都議会で、公明党が自民党との連立を解消したこと。これについて、いろいろ調べてみると、公明党を支持する創価学会の側では、事態を歓迎しているらしい。しかも、それで士気が上がっているとのこと。夏には都議選がある。創価学会が都議選に力を入れるのは昔からのことだが、これでいっそう力が入るのではないか。

となると、小池新党が票を集め、一方で、悪役扱いされている自民党が敗れると、自民党は都議会で野党になる。そして、小池新党と公明党、民進党が与党になるはずだ。このことが、今後の国政選挙にも多大な影響を与えることは避けられない。自民党と公明党との長く続いた連立も、あるいは解消するかもしれない。

自民党はそうなると、維新と連立を組むだろうが、維新は大阪を除いて、地盤が強くない。公明党のバックにある創価学会とは大きな違いだ。果たしてそれがどうなるのか。安倍政権もさほど安泰というわけにはいかないだろう。

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なお、『SAPIO』の2月号に、「創価学会‘Xデー’の後」という文章を書いた。

November 04, 2016

11月4日(木)文化の日に天皇の存在を考える

昨日は文化の日。日本国憲法が公布された記念日ということで、毎日新聞では憲法にかんする本の広告が。そのなかに、拙著『天皇と憲法』も含まれていた。

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天皇の公務の軽減を話し合う有識者会議も開かれているが、国民全体がまだ天皇と憲法の問題に対して関心が薄い気がする。天皇が現在の憲法でも要になっていて、もしその不在という事態が起こったら、日本の国家は途端に機能しなくなる。にもかかわらず、そうした事態は「想定外」とされ、対策も立てられていない。

一つの国家の存亡が、一つの家にかかっているという事態そのものに大きな問題があり、そこに憲法の欠陥がある。天皇の在り方、地位を憲法で規定したことで、より一層、天皇家の維持が難しくなっている。果たしてこのままでいいのか。当然これからはその議論が必要なはずなのだが。


October 21, 2016

10月21日(木)新装なった朝日カルチャーセンター新宿教室で御厨貴さんの話を聞く

昨日は授業が終わった後、新宿へ向かい住友ビルの10階の方に引っ越した朝日カルチャーセンターの新宿教室へ行く。

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まずは、控室で御厨貴さんに会い、有識者会議のメンバーになったいきさつなどについて聞く。主には、自宅近くに建ったポリスボックスの話。

講義の方では、安倍政権の特徴や各政党の今の状況などについてとても分かりやすく解説してくれた。公明党のことについても言及してくれたのは役に立った。共産党に若い人が全く入ってこないということも、なるほどと思った。

安倍政権はその先を考えていない政権で、その中核を担うのは菅官房長官。その菅さんがいなければ成り立ちそうにない政権だとすれば、果たして総裁の任期を伸ばして大丈夫なのだろうか。安倍政権オリンピックまでは持たない気がした。

September 28, 2016

9月28日(水)アメリカ大統領選のテレビ討論と水野和夫氏の新刊『株式会社の終焉』

昨日は朝10時過ぎから、アメリカ大統領選挙のテレビ討論1回目をやっていたので見てみた。両陣営とも年をとっているというのが第一の感想。片方が若かったら、それだけで勝っていたかもしれない。トランプが、ヒラリーのことを絶えず「長官」と呼んだところで、両者の姿勢が決まったように思えた。ヒラリーが前政権を受け継ぐ与党で、それを野党のトランプが攻撃するという構図だったような。果たしてこれでどうなるのだろか。

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水野和夫さんから新刊の『株式会社の終焉』が届いた。成長の時代が終わったなら、それを前提とした株式会社というあり方も終わりを迎える。ここのところの話からすれば、そういうことになるのだろう。

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大統領選のテレビ討論を見ても、アメリカという資本主義の大国が、その存在感を失ったことが明白に表れていた。結局、いかにアメリカが苦しい状況にあり、そこから抜け出すことができないでいるというジレンマが全体を覆っている。ひょっとして、安倍首相があの討論に加わっていたら、案外一番勝っていたかもしれない。

September 25, 2016

9月25日(日)朝日カルチャーの横浜教室で水野和夫・原武史氏の講座を聞く

昨日は雨の中、横浜まで出かけた。朝日カルチャーセンターの横浜教室で、原武史さんが天皇の生前退位の問題について語るというので、それがお目当て。しかも、その前に、水野和夫さんが新著ともなる株式会社の死について語るというので、両方に出てみた。

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水野さんの講義は先週も聞いたが、今回はテーマが株式会社。ただ、今の低金利の問題など幅広く。もう少し株式会社について突っ込んだ話が聞きたかった。

原さんの講義は、先日津田大介さんのテレビに出たときの話とかなり共通していたが、1時間半じっくりと話が続いたので、かなり濃い内容になった。やはり研究されている行幸論が核になっているが、最後は退位後の権力の行方にも言及され、そこも面白かった。


September 15, 2016

9月15日(木)『0葬』の台湾語版ができた

『0葬』の台湾語版の見本が届いた。

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最近は、出版した本が韓国や台湾、中国で出版されるケースが増えているが、とくにこうした葬儀やら無縁死やらに関係する本だと、オファーがきやすいようだ。『人はひとりで死ぬ』は韓国語版が出ているし、『もう親を捨てるしかない』も、どこかからオファーが来ているらしい。中国だっただろうか。

それだけ、東アジアの国では、日本と同じ事態が進行していることになる。少子化、高齢化が進み、そのひずみが社会で問題になっている。それは、葬儀にも直接反映される。その一番先を行っているのが日本で、日本のことを参考にしようということだろう。

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