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芸能・アイドル

January 11, 2026

1月10日(土)歌舞伎座は夜の部だが演目が正月にふさわしくないのはどうして

昨日は、午後NHK文化センターさいたまスーパーアリーナ教室で講義。京都の東山霊山護国神社と靖国神社について取り上げる。両社には深い関係がある。

そこから新橋を経由して、歌舞伎座へ。新春歌舞伎の夜の部を観る。

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最初は七之助の「女暫」。最近は、「暫」よりも、「女暫」の方が上演される機会が多い気がする。「暫」は團十郎しかほとんどやらないせいだろうか。七之助は口跡がいい。進歩した気がした。初春にふさわしい演目。

ところが、次の「鬼次拍子舞」は、紅葉の中での踊りで、季節が完全にずれている。そのことは、筋書きでも述べられているが、どうしてこの演目なのか不思議。

もっと不思議なのは最後の「女殺油地獄」。今日は隼人の方。凄惨な殺人で終わる。果たして正月にふさわしい演目なのだろうか。新橋だと、最後は「鏡獅子」で華やかに終わった。隼人は習った仁左衛門の通りだが、人物像がうまく出ていない。あのちゃらんぽらんさを表現するのは難しいのだろう。米吉のお吉がなかなかの出来。与兵衛が、その色香に迷うというところがもっと鮮明に出たらよかったのかもしれない。

小栗錦左衛門は白鷗が休演になってしまったが、東蔵の方もちょっと心配。最後の声にははりがあったが、それまでが元気がなかった。

 

 

 

January 05, 2026

1月5日(月)新橋演舞場で恒例の團十郎を観る

今日は朝から銀座方面へ。電車は依然として空いている。まだ皆仕事に出ていないのだろうか。

私は新橋演舞場へ。初春大歌舞伎の昼の部と夜の部を続けてみる。

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昼の部は、「操り三番叟」から。右團次だが、もっと昔は体が動いた気がした。気のせいだろうか。

次は「鳴神」、今日はAプロで福之助の上人。最近注目している廣松が雲の絶間姫だが、これがなかなかよかった。色気もある。これでは福之助が誘惑されても仕方がない。面白かったのは、2階の右側の席で、舞台と客席の両方が見られたこと。鳴神の立つ正面の奥に、母親の三田寛子さんが座っていて、舞台をずっと見ていた。考えてみると、夫と3人の子供は今月、全員が違う舞台。夫は歌舞伎座、長男は浅草、次男は演舞場、そして末っ子は松竹座。こんなに忙しい梨園の妻は他にいない。

團十郎は「熊谷陣屋」から。雀右衛門の相模がよかった。扇雀も2回目のようだが、藤の方も悪くない。團十郎は渾身の演技で、前回以上。ただ、男女蔵の弥陀六、初役なので仕方がないが、左團次のような軽妙でそのくせ芯があるというまでに至っていない。次回に期待。

最後、口上でにらみのはずだが、にぎやかなお囃子で始まりビックリ。獅子舞とお亀ひょっとこが出て正月ならでは。

夜の部は、新之助の「矢の根」から。体の使いからはよいが、声が変声期前なので荒事には向いていない。

次の「児雷也」は、どたばたでいまいち。

最後は「鏡獅子」。團十郎の弥生、今回はきれいだった。だいぶこなれてきている。胡蝶は、娘と息子。娘が2歳上だけにしっかりしていた。

気になったのは、演舞場がかなりボロになっていること。

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改修の必要もあるのだろうが、国立が開いていないので、新橋まで閉じるわけにもいかないのかもしれない。

January 04, 2026

1月4日(日)歌舞伎座で初芝居はいかにも正月らしい昼の部

朝から歌舞伎座へ。昼の部を見に行く。今年の初芝居。

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演目は、「當午歳歌舞伎賑」から。これは、「正札附根元草摺」と「萬歳」、それに「木挽の闇争」が組み合わさったもの。最初と最後が曽我物で、そこに萬歳が挟み込まれた形。萬歳は、勘九郎、幸四郎、それに梅玉で豪華版で、梅玉の萬歳が出色だが短かった。

次は、右近の八変化で「蜘蛛絲梓弦」。澤瀉屋の型でのようで、途中古浄瑠璃が入る。早変わりで、踊りに歌にと右近大活躍。

最後は「実盛物語」で、勘九郎の実盛だが、珍しく瀬尾が松緑。松緑クラスがやる役ではないので、いつもと違う感じになる。巳之助の息子、まだ初舞台を経ていないが、太郎吉を熱演。橘三郎の九郎助が味があってよかった。

終わってから、サウンドクリエイトに挨拶に行き、今回から載るようになった「銀座百点」をいただく。この小冊子、子どもの頃からなじんできた。

最後は、近くにないGUに寄って、パデッドジップアップパーカなるものを買う。化繊でダウンでもないが、暖かそう。最近、化繊の衣料品のよさを再認識している。

 

December 27, 2025

12月27日(土)紀尾井町夜話の189夜は年末恒例の豪華出演陣

昨日の夜は、紀尾井町夜話特別編の第189夜を見る。

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年末恒例の豪華版。松緑のほか、幸四郎、愛之助、獅童、中車が出演。昨年は事故で、愛之助が出演できなかった。話はそうしたところからはじまった。中車は、舞台が終わってから駆け付けた。

世代ということが今回は強調されていた。松緑が一番若くて50歳、幸四郎、愛之助、獅童は同じでその2歳上。中車が一番年齢が上で60歳になったばまりとのこと。

歌舞伎というのは不思議なもので、ある特定の年齢の世代が固まっていることが多く、それが舞台を作り上げる上で強力な武器になっている。同じ世代の活躍は結構励みになるようで、そんなところが強調されていた。

この5人で舞台を一緒にという話も出ていたが、どういう演目がいいのか、あまりそれがないということらしい。他にも近い世代としては、8代目の菊五郎に團十郎、それに中村屋の兄弟。こうした人たちが一度に舞台に立てば、それは壮観だろう。

200夜が迫っているが、よく続いたものだ。おそらく200夜は公開で行われることになるだろう。

November 14, 2025

11月14日(金)三谷歌舞伎で芝晶の走り回るのを追いかけた。

今日は午後まで仕事をして、歌舞伎座へ。顔見世の夜の部を観る。

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最初は、曽我兄弟ものの舞踊、「当年祝春駒」。見たことがあるようなないような。萬太郎、橋之助、虎之介、米吉、玉太郎で歌舞伎座の歌舞伎舞踊になったのかと、それはそれで時代の変化を感じた。歌六に風格があった。

次は、三谷歌舞伎の「歌舞伎絶対続魂」。サンシャインボーイズで昔やった「ショー・マスト・ゴーン」の何回目かの再演を歌舞伎化したもの。

観客は楽しんでいた。私は、大道具の手下の役をやっていた芝晶が走り回るのを追ってみていた。三谷氏には今年の初めに会ったが、この面白さは私にはわかりそうにないものだった。

来年の金毘羅大芝居。松緑が行くようだ。

 

November 02, 2025

11月2日(日)歌舞伎座顔見世初日昼の部は「鳥獣戯画絵巻」が面白かった

今日は歌舞伎座昼の部。顔見世の初日。

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演目は「御贔屓勧進帳」から。巳之助の初役。劇中でも紀尾井町に教えてもらったと述べていた。もう一つ破天荒なところが欲しい。掛け合いの番卒、荒五郎がもう一つ面白くできそう。

2番目は「道行雪故郷」。これは「新口村」に、万才が出る。以前、秀太郎の梅川の体があまり動かないので、松緑が万才で出たのが最初。それも見てが、万才の必然性がないし、「封印切」を知らない客には中身が分からない。なぜ今回か、ちょっと疑問。

3つ目は「鳥獣戯画絵巻」で、筋書きでは松緑ではなく、藤間勘右衛門として書いている。演出も勘右衛門。昔、松緑の祖父の2代目松緑が日本舞踊として作ったものらしい。それを今回歌舞伎化して、セリフがいっさいない。7代目の菊五郎が、作者として最初と最後に登場。ちゃんと立っている。ただ、セリフがないのがそこは残念。全体には、「韃靼」ほどではないが面白かった。こうしたユニークな舞踊をずいぶん前に作っているというのはすごい。菊五郎劇団やら若手が総出演で、日が経てばもっと面白くなりそう。

最後は、「御所五郎蔵」。どうも五郎蔵がバカに見えて、いつももう一つ乗れない。愛之助と松緑で、やりとりはいいし、米吉の逢州が切羽詰まった演技でよかった。

終わってからサウンドクリエイトの方からに行って、社長の今野さんからLP12のヒミツがどこにあるかを聞く。

 

October 16, 2025

10月16日(木)歌舞伎座「義経千本桜」をコンプリートしたのだが

昨日は歌舞伎座へ。今月は4度目になる。「義経千本桜」Bプロの3部を見る。

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歌舞伎を見るのに、空が暗くなってからというのは変な気分でもある。

3部は、「吉野山」と「四の切」。2部だと、「吉野山」は昼の部の最後になるだろう。3部だと、その位置が変わる。2部制か3部制か、どちらも選択できたのだろうが、今月の終わりには立川での立飛歌舞伎がある。今月出ている役者がそちらに出る。團子や右近など。それと関係するのか、歌舞伎座の方は千穐楽が早い。千穐楽から一日明けて立川になる。邪推すると、そういう形にすることで、公演の日数が減るのを3部制で補ったのではないか。料金がさほど変わらない。

演目の方だが、「吉野山」は気圧が低いせいかあまり集中できなかったような。その分、さほど面白くはなかった。

「四の切」は、右近のリアル忠信が悪くない。亀井駿河が、今月知盛をやっている巳之助と隼人なので、これが立派で舞台がしまった。

右近の狐の方は、喜びが満ち溢れていて、音羽屋型でも、客席への向き方など工夫があるように感じられた。

ただ、それと團子の狐を比べると、團子の驚異的な身体能力のすごさが思い出され、ちょっと右近は物足りなかった。

今月はAプロBプロで、都合6回の公演を見たことになる。それぞれ演出がかなり違い、その分、上演時間も違う。その点では、いろいろと勉強になった。

October 13, 2025

10月13日(月)歌舞伎座「義経千本桜」鳥居前の鳥居が一本でまずはそれにビックリ

今日は、歌舞伎座「義経千本桜」のBプロ、第1部と第2部を見る。

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祝日なので、日の丸が上がっている。

「鳥居前」は、右近の忠信。元気が良くて、声が通る。松緑に教わったようだが、しっかり荒事になっている。左近の静は、やはりまだ弱い。良かったのは、歌昇の義経。義経ができるというのは大きい。鳥居は三本ではなく、一本だった。それがこれまでなので、澤瀉屋が違うのだろうか。まさか、ここで指摘して直したわけではないだろう。

「渡海屋・大物浦」は、巳之助の銀平、知盛。銀平から悪くない。知盛も悲劇性が良く出ている。

第2部は、「木の実」から「すし屋」。権太は仁左衛門。当然だが、うまいし、今回はこれまでとは演出がかなり違う。全体を見直したのだろう。お里は米吉。今、もっともお里にふさわしい。AプロとBプロの演出の違いというのはいろいろ面白く、首実検でたいまつが出たのは初めて見た。ただ、権太の母親が首の入った寿司桶を軽々とかつぐところは矛盾がある。芝翫の梶原も立派だった。

 

October 10, 2025

10月10日(金)「吉野山」の團子は天才的なところを見せたが

昨日の夜は歌舞伎座へ。「義経千本桜」のAプロ第3部を見る。

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演目は「吉野山」と「四の切」。

ともに、團子が忠信で、静を新吾。「吉野山」では、清元を栄寿大夫がつとめた。Bプロでは、右近として忠信をつとめるので、ややこしい。

「吉野山」の團子は、きっぱりとしていて素晴らしかった。新吾の方は、もう一歩、静の強さが欲しかった。藤太の猿弥がすみずみまで行き届いていて、これも素晴らしかった。

それで、「四の切」も大いに期待したが、リアル忠信の出から、ちょっと若いせいで線が細いこともあり、忠信の大きさが出ていなかった。狐の方も、喜んだ時の表情がなく、いまいち。観客のテンションも途中下がった気がする。拍手は明らかに「吉野山」の方が盛大だった。Aプロ三部の千穐楽ということなのか、ちょっとお疲れだったのかもしれない。95歳寿猿も、へとへとの感じ。

市川右近が久しぶりに見て大きくなっているのに驚く。

 

October 07, 2025

10月7日(火)紀尾井町夜話は巳之助と隼人

昨日は、紀尾井町夜話を久しぶりに見た。

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出演は巳之助と隼人に、アシスタントが松江。

ちょうど前の日に見た、「義経千本桜」が話の中心になる。今月はAプロが前半で後半がBプロ。したがって、Bプロの方の稽古も終わっているという。終わっていながら初日があかない。これは、役者にとっては難しい状況なのだろう。

予定は1時間半だが、実際には2時間強。これはいつものこと。

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