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芸能・アイドル

January 14, 2020

1月14日(火)新橋演舞場の見ものは堀越勸玄の少年忍者

今日は新橋演舞場へ行ってきた。海老蔵の公演。昼の部だけ。夜の部は、とりそこなった。それだけ大人気。

昼の部は、孝太郎の雪姫で「金閣寺」。松永大膳は獅童。その弟を国矢がやっているのは、超歌舞伎つながりだろう。久吉は右團次。前半はどうかと思ったが、竹本が愛太夫に代わってからよくなった。

次は「鈴ヶ森」。莞玉の権八。色気がある。海老蔵の長兵衛は、貫禄はあっても、セリフがどこかおかしい。無理に長兵衛らしさを出そうとするからか。

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最後は、新作の「雪蛍恋之滝」。秋元康作ということだが、セリフの日本語が格調がない。

何より見ものは、少年忍者の堀越勸玄。しっかりしているし、立ち姿がいい。立ち回りも決まって、花道をさっそうと下がっていった。

話は大したことはないが、児太郎がいい。ずいぶん腕を上げた。こちらが雪姫の方がよかったような。

帰りがけ、歌舞伎座の向かいで葵大夫とすれ違う。

December 16, 2019

12月16日(日)孫とはじめての歌舞伎鑑賞

昨日は、歌舞伎座夜の部へ行った。いろいろいきさつがあり、小学校2年生の孫と見に行く。彼にとってははじめての歌舞伎体験。

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小学生でも大丈夫と判断したのは、白雪姫だからだが、最初の演目は「神霊矢口渡」。これは、子どもにはちんぷんかんぷん。説明もできない。とりあえず、敵味方で説明してみたが、娘は父親に殺されるので、これは複雑すぎる。

次は、白雪姫。歌舞伎で白雪姫というと、演劇祭を思い出すが、物語にかなり忠実。意外に歌舞伎にはなっているが、ただ、なぜこの演目なのかは疑問に思えるところもある。孫の方は、やはり妖精たちが出てきて、それには強い関心を持ったようだ。サッカーの試合もあったようで、終わったらお疲れの様子。

よむうりテレビでは、先日収録した『そんなこと言って委員会』の放送があったようで、紹介してもらった『宗教消滅』がランキングで急上昇。

December 08, 2019

12月8日(日)委員会の収録とテレビでの歌舞伎鑑賞

金曜日には、「そんなこと言って委員会」の収録のため、大阪往復した。番組では資本主義の発展と消滅がテーマ。私の『宗教消滅』も取り上げてもらった。なぜ、ローマ教皇が来日し、長崎と東京でミサを行ったのかも、その文脈で理解できる。いかに信者が減っていくことに歯止めをかけるのか。多くの宗教が直面している問題だ。

土曜日は、放送中のNHK古典芸能鑑賞会の歌舞伎をはじめ、録画してみていなかった六本木歌舞伎とコクーン歌舞伎を続けてみる。

古典芸能鑑賞会は、菊之助の狐忠信に文楽座の咲大夫が出演したもの。さすがに語りで面白く見られた。この演目が、こうした試みにあっているのだろう。

六本木歌舞伎は、去年の「座頭市」。

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こういう現代歌舞伎になると、海老蔵はセリフ回しが下手。ただ、眼光の鋭さは座頭市ということで余計増している。これは誰にもまねできない。寺島しのぶの方がうまいが、二役の意味があったのかは疑問。

最後は、コクーン歌舞伎の「切られ与三」。七之助の与三郎。前半はいつも見ている話だが、後半は、歌舞伎ではやらないもの。こういう展開になるとは知らなかった。そのため、途中違和感があったが、最後になると面白い。

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これを本格的な歌舞伎として上演したらどうなるのか。あまりの与三郎の人生の展開についていけるのかということになるだろうか。

 

December 05, 2019

12月5日(木)高橋いさを氏の新作『夜明け前』を観る

昨日は、午前中、朝日カルチャーセンターの新宿教室で「天満宮の秘密」の講義をした。大嘗祭とも北野は関係するので、そうした話もしてみた。

終わってから、聴講してくれた編集者と食事しながら打ち合わせ。

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西新宿から荻窪へ。オメガ東京で、高橋いさを作演出の「夜明け前ー吉展ちゃん誘拐事件」を見る。

高橋氏の作品は、劇団ショーマの時代からそれこそほとんど見ているが、最近はかなり変わってきた。前回の新作「好男子の行方」は、三億円事件を扱っており、今回もその延長線上にあるものだ。内容は、犯人の家族が事件にどう立ち向かったのか。

全体にシリアスなところが、かつての高橋作品とは違う。笑うところは、鯛焼きくらいだろうか。緊張した場面がずっと続く。一つの出来事が、そこにかかわった人たちをどのように変えていくのか。犯人の家族についてはそれほど情報がないだろうから、劇作家の想像の部分が大きいのだろう。たしかに現実とは違うところもある。

水曜日のマチネーなのに満員。なかなかいい舞台だった。

 

October 28, 2019

10月28日(月)三響会の公演をテレビで見る

昨日録画した、三響会の公演を見た。

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亀井忠雄一家総出演で、伝左衛門と伝次郎の子どもまで出演していた。

歌舞伎からは、海老蔵と玉三郎、能楽からは観世喜正など、狂言では野村萬斎。

こうした公演が可能なのは、亀井家が能楽の囃子方であるとともに、歌舞伎方の囃子方であるから。さらに、最後の「石橋」を演出した藤間勘十郎も、二つの世界に足をかけている。海老蔵にしても、古典芸能への世界と題して、能楽との共演も続けている。そうした積み重ねの上にあるもので、一朝一夕にはいかないものなのだろう。

October 25, 2019

10月25日(金)「天竺徳兵衛韓噺」を国立劇場で見る

今日は雨が激しく降る中、国立劇場へ行った。芝翫の「天竺徳兵衛韓噺」を見るため。雨が関係しているのかは分からないが、すいている。二階などほとんど人が入っていなかった。

あまり見る機会のない芝居だが、全体にあまり面白くなかった。何より、筋書きが悪い。筋書きというより、その整理の仕方ということだろう。やたら波切丸のことが出てくるが、このお家の重宝を探し出すということだけがクローズアップされて、他の部分がおろそかになっている。宗観と夕浪が実は徳兵衛の親だと明かすところも、ただただ唐突なだけで、その意味も不明な感じがした。

画像に含まれている可能性があるもの:5人

September 20, 2019

9月20日(金)二日続けて幕見して仁左衛門の弁慶

昨日は二日続けて歌舞伎座で幕見。ついたのは発売時刻だが、すでに立ち見。というか、一幕目の人たちが二幕目を続けてみるということで、最初から並んでいる人からして立ち見。

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お目当ては、仁左衛門の弁慶。ちょっと弁慶のイメージではないが、珍しいので見ておくことにした。前回は2008年4月の歌舞伎座。記憶の中にはないが、見に行っている。そのときは、「さすがにうまくて、そつがない」と書いた。今回も、感想としては同じ。

ただ、なぜ弁慶をやるのか、普通の役と変わらないようで、そこが弁慶役者と違う気がする。幸四郎の場合だと、弁慶に賭けているわけで、それが舞台にも出て感動を呼ぶ。ところが、仁左衛門だと余裕がありすぎて、弁慶としても、最初から関を通れると高をくくっているようにさえ見える。その点で、感動には結びつかない。それは、前日の、松緑と吉右衛門の違いにも通じる。技量では圧倒的に吉右衛門だが、舞台としてみた時、松緑の方がはるかによかった。

写真は、出雲鰐淵寺の蔵王堂。

 

 

September 18, 2019

9月18日(水)五連荘で疲れたので「寺子屋」を幕見したらとんでもなくよかった。

土曜日から今日水曜日まで、話す機会が5日間続いた。ようやくそれが終わった。カルチャー、オーディオ談義、カルチャー、企業研修、カルチャー。とくに企業研修は一日仕事なので、疲れた。

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そこでというわけでもないが、歌舞伎座へ。幕見のため。まずは先日混んでいた歌舞伎そば。なるほど、こういうそばかと初めての体験。開演まで時間があったので、歌舞伎座裏のオーディオショップ「SKYELA(スカイラ)」に寄ってみる。マイルスのライブ、オリジナル盤と、最近出たものを比較して聞かせてもらった。その際は歴然。いやになるほどはっきりしていた。ついでにウイスキーもごちそうになる。

幕見は、「寺子屋」。吉右衛門の代役で松緑の松王丸がよいろいうことで来た。いつまで休演かわからないので、今日を選ぶ。実際、後で知ったが明日から吉右衛門が出るらしい。

すでに吉右衛門で見ているがそのときは、「寺子屋」に飽きているので面白くないのだと感じた。ところが、今日はいい。松緑もいいが、全体のバランスが世代的にそろったせいだろうか。松緑は、声が高くなる欠点がまるで出ない。どうしてなのだろう。さらに、菊之助も細部まで気を使っているのが今日はわかった。これほど泣ける「寺子屋」ははじめて。やはり来てよかった。

September 08, 2019

9月8日(日)歌舞伎座夜の部と渡辺保先生のお話

おととい金曜日は、歌舞伎座の夜の部へ行った。「寺子屋」の次が「勧進帳」というのははじめての気がする。

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「寺子屋」は一時、一番好きな演目で熱心に見ていたが、さすがに最近は飽きている。今回は役者も揃い、皆、がんばっているが、こちらの事情で素直には楽しめなかった。

「勧進帳」は、仁左衛門と幸四郎のダブルキャスト。はじまるまで、仁左衛門をとったつもりだったが、錦之助の富樫が出てきたところで、間違ってチケットをとってしまったのに気が付いた。

残念というところだが、幸四郎の弁慶、去年11月の南座ではひどくよかった。今回も、最初の発生から観客のこころをつかむものがあり、とくに最後の延年の舞いは、南座以上にすばらしかった。もう幸四郎の弁慶は4回見ていることになるが、今回がもっともいい。後ろの席の男性も終わって「素晴らしい」と感想をもらしていた。

最後は歌六の「松浦の太鼓」。東蔵の其角が意外とよくない気がしたし、又五郎の源吾もどこか精彩にかけた。歌六の殿様、リアルな役者なので、手に余るところがあり、全体に面白くなかった。歌昇、種之助、鷹之資の近習が、アンサンブルに工夫があり、そこは面白かった。

翌日の土曜日、青山のNHK文化センターで渡辺保先生に会い、短い間だが、その話に。仁左衛門の弁慶はいいらしい。さらに、高校生のときに歌右衛門の楽屋で化粧をするところを見たという話も伺った。この時間がとても貴重。

August 25, 2019

8月25日(日)高島屋日本橋店の「海老蔵展」に行く

昨日はさいたま新都心へ。NHK文化センターで講義。スーパーアリーナでは、バスケットの日本代表が試合をするということで、電車のなかから混んでいた。

講義が終わってから東京駅へ。歩いて高島屋。「海老蔵展」を見に行く。

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こうした歌舞伎関係の展覧会は、さほど面白いものが展示されるわけではないが、特別映像などもあり、けっこう楽しめた。写真も、古いもの以外は撮影可。海老蔵自身は来週火曜日あたりにくるらしい。

そのあと、家族集合で、高島屋のなかの更科堀井へ。本店とメニューが違う。天つゆがめっぽううまい。これだけうまい天つゆは、高級天ぷら店でも出ない気がする。

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