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芸能・アイドル

October 28, 2019

10月28日(月)三響会の公演をテレビで見る

昨日録画した、三響会の公演を見た。

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亀井忠雄一家総出演で、伝左衛門と伝次郎の子どもまで出演していた。

歌舞伎からは、海老蔵と玉三郎、能楽からは観世喜正など、狂言では野村萬斎。

こうした公演が可能なのは、亀井家が能楽の囃子方であるとともに、歌舞伎方の囃子方であるから。さらに、最後の「石橋」を演出した藤間勘十郎も、二つの世界に足をかけている。海老蔵にしても、古典芸能への世界と題して、能楽との共演も続けている。そうした積み重ねの上にあるもので、一朝一夕にはいかないものなのだろう。

October 25, 2019

10月25日(金)「天竺徳兵衛韓噺」を国立劇場で見る

今日は雨が激しく降る中、国立劇場へ行った。芝翫の「天竺徳兵衛韓噺」を見るため。雨が関係しているのかは分からないが、すいている。二階などほとんど人が入っていなかった。

あまり見る機会のない芝居だが、全体にあまり面白くなかった。何より、筋書きが悪い。筋書きというより、その整理の仕方ということだろう。やたら波切丸のことが出てくるが、このお家の重宝を探し出すということだけがクローズアップされて、他の部分がおろそかになっている。宗観と夕浪が実は徳兵衛の親だと明かすところも、ただただ唐突なだけで、その意味も不明な感じがした。

画像に含まれている可能性があるもの:5人

September 20, 2019

9月20日(金)二日続けて幕見して仁左衛門の弁慶

昨日は二日続けて歌舞伎座で幕見。ついたのは発売時刻だが、すでに立ち見。というか、一幕目の人たちが二幕目を続けてみるということで、最初から並んでいる人からして立ち見。

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お目当ては、仁左衛門の弁慶。ちょっと弁慶のイメージではないが、珍しいので見ておくことにした。前回は2008年4月の歌舞伎座。記憶の中にはないが、見に行っている。そのときは、「さすがにうまくて、そつがない」と書いた。今回も、感想としては同じ。

ただ、なぜ弁慶をやるのか、普通の役と変わらないようで、そこが弁慶役者と違う気がする。幸四郎の場合だと、弁慶に賭けているわけで、それが舞台にも出て感動を呼ぶ。ところが、仁左衛門だと余裕がありすぎて、弁慶としても、最初から関を通れると高をくくっているようにさえ見える。その点で、感動には結びつかない。それは、前日の、松緑と吉右衛門の違いにも通じる。技量では圧倒的に吉右衛門だが、舞台としてみた時、松緑の方がはるかによかった。

写真は、出雲鰐淵寺の蔵王堂。

 

 

September 18, 2019

9月18日(水)五連荘で疲れたので「寺子屋」を幕見したらとんでもなくよかった。

土曜日から今日水曜日まで、話す機会が5日間続いた。ようやくそれが終わった。カルチャー、オーディオ談義、カルチャー、企業研修、カルチャー。とくに企業研修は一日仕事なので、疲れた。

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そこでというわけでもないが、歌舞伎座へ。幕見のため。まずは先日混んでいた歌舞伎そば。なるほど、こういうそばかと初めての体験。開演まで時間があったので、歌舞伎座裏のオーディオショップ「SKYELA(スカイラ)」に寄ってみる。マイルスのライブ、オリジナル盤と、最近出たものを比較して聞かせてもらった。その際は歴然。いやになるほどはっきりしていた。ついでにウイスキーもごちそうになる。

幕見は、「寺子屋」。吉右衛門の代役で松緑の松王丸がよいろいうことで来た。いつまで休演かわからないので、今日を選ぶ。実際、後で知ったが明日から吉右衛門が出るらしい。

すでに吉右衛門で見ているがそのときは、「寺子屋」に飽きているので面白くないのだと感じた。ところが、今日はいい。松緑もいいが、全体のバランスが世代的にそろったせいだろうか。松緑は、声が高くなる欠点がまるで出ない。どうしてなのだろう。さらに、菊之助も細部まで気を使っているのが今日はわかった。これほど泣ける「寺子屋」ははじめて。やはり来てよかった。

September 08, 2019

9月8日(日)歌舞伎座夜の部と渡辺保先生のお話

おととい金曜日は、歌舞伎座の夜の部へ行った。「寺子屋」の次が「勧進帳」というのははじめての気がする。

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「寺子屋」は一時、一番好きな演目で熱心に見ていたが、さすがに最近は飽きている。今回は役者も揃い、皆、がんばっているが、こちらの事情で素直には楽しめなかった。

「勧進帳」は、仁左衛門と幸四郎のダブルキャスト。はじまるまで、仁左衛門をとったつもりだったが、錦之助の富樫が出てきたところで、間違ってチケットをとってしまったのに気が付いた。

残念というところだが、幸四郎の弁慶、去年11月の南座ではひどくよかった。今回も、最初の発生から観客のこころをつかむものがあり、とくに最後の延年の舞いは、南座以上にすばらしかった。もう幸四郎の弁慶は4回見ていることになるが、今回がもっともいい。後ろの席の男性も終わって「素晴らしい」と感想をもらしていた。

最後は歌六の「松浦の太鼓」。東蔵の其角が意外とよくない気がしたし、又五郎の源吾もどこか精彩にかけた。歌六の殿様、リアルな役者なので、手に余るところがあり、全体に面白くなかった。歌昇、種之助、鷹之資の近習が、アンサンブルに工夫があり、そこは面白かった。

翌日の土曜日、青山のNHK文化センターで渡辺保先生に会い、短い間だが、その話に。仁左衛門の弁慶はいいらしい。さらに、高校生のときに歌右衛門の楽屋で化粧をするところを見たという話も伺った。この時間がとても貴重。

August 25, 2019

8月25日(日)高島屋日本橋店の「海老蔵展」に行く

昨日はさいたま新都心へ。NHK文化センターで講義。スーパーアリーナでは、バスケットの日本代表が試合をするということで、電車のなかから混んでいた。

講義が終わってから東京駅へ。歩いて高島屋。「海老蔵展」を見に行く。

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こうした歌舞伎関係の展覧会は、さほど面白いものが展示されるわけではないが、特別映像などもあり、けっこう楽しめた。写真も、古いもの以外は撮影可。海老蔵自身は来週火曜日あたりにくるらしい。

そのあと、家族集合で、高島屋のなかの更科堀井へ。本店とメニューが違う。天つゆがめっぽううまい。これだけうまい天つゆは、高級天ぷら店でも出ない気がする。

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August 22, 2019

8月22日(木)納涼歌舞伎を見てきた

恒例の納涼歌舞伎に娘と出かけた。娘の方が出演者にファンが多い。ただ勘九郎がいない。

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最初の先代萩、七之助初役だが、政岡としての意地というか、気位というか、そこが十分に表現されていない。娘は号泣していたが、初めて見る物語なら、そうもなるだろう。次の「百物語」は、ただ踊りが並んでいるというだけで、期待したほどではなかった。

第2部は、恒例の弥次喜多道中。今回は、幸四郎と猿之助が相当に活躍しているので、飽きさせない。話はともかく、納涼歌舞伎としてはふさわしい演目になっていた。ただ、染五郎と團子が大きく成長していて、子どもという感覚が薄れてきた。今年で終わりなのだろうか。そう思わせるセリフもあった。

第3部は、新演出の「雪之丞変化」。映像と舞台のコラボで、舞台にたつのはほぼ4人。シネマ歌舞伎あってのことか。そのなかに「鷺娘」が出てきたが、実際に舞台で見た時のことが思い出された。最近の玉三郎は、年齢のこともあり、とてもあのような踊りはできない。そんなことを思いながら見てしまった。

この芝居では中車がさまざまな役をこなしているが、ずいぶんと歌舞伎役者になってきた。逆に玉三郎はそこから遠ざかっているようにも見える。

終わってから軽く魚粋。

July 13, 2019

7月13日(土)「棒しばり」に見る松緑の覚悟

昨日の夜、国立劇場の社会人のための鑑賞教室に行った。

最初は「歌舞伎の見方」。「車引」の解説が中心。途中、写真を撮影できる時間があったので一枚。

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来る前に渡辺保先生の劇評を読んでいたので、「車引」には期待していなかったが、まさにそう。手も足も出ないという感覚。今まで見た中で最低の「車引」。

そのあとは、渡辺先生も褒めていた「棒しばり」。こちらは、先生も言うようによかった。

何より、松緑の顔が違う。これにかけているという表情は、松王丸とはえらい違い。

最近の松緑は重要な役をつとめてはいるが、自分の本筋は、踊りと考えているのではなかろうか。その点で、「棒しばり」には賭けるものがあったのだろう。

July 10, 2019

7月10日(水)歌舞伎座夜の部「成田千本桜」は海老蔵歌舞伎のはじまりを告げる画期的な作品

昨日歌舞伎座で昼の部と夜の部を続けてみた。今月の歌舞伎座は、Sold out。一枚もチケットが残っていない。

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だから、開演前もかなりの混雑。

昼の部は、堀越勸玄の「外郎売」、早口ことばがすべて。歌舞伎座でこれだけ大きな拍手はこれまで聴いたことがない。これだけで、チケットが完売するのだから、彼のカリスマ性はかなりのもの。声がよく通る。果たしてどんな歌舞伎役者になるのか。新之助襲名でこれをやるのかと思っていたが、筋書きの古井戸氏の解説を読んだら、「暫」という可能性があるようだ。

そこまでの昼の部は、「高時」の天狗踊り、「西郷と豚姫」の獅童の亡き勘三郎への思い、「素襖落」の海老蔵の奈須語での登場人物の早変わりが注目か。

すさまじかったのは、夜の部。終わってみれば、9時45分くらいの長丁場。13役早変わりで、どうなるかと思ったが、最後は壮絶な終わり方だった。筋は千本桜なのでしっかりと出来上がり、人物もくっきりと造形されている。それを凝縮すると、これまでとは違う、人の生き死にの根本にかかわるようなドラマが浮き出てくるところが面白い。「太平記」を一気に読んでしまうようなものか。

上演にかかわった勘十郎が、戸惑い、自分の頭の固さや勇気の無さを痛感したと書いているが、それだけ今回の試みが大胆なものだということを示している。「海老蔵歌舞伎」の本当の誕生かもしれない。これがやりたかったのだという気持ちは、海老蔵を20年近く見てきてよく分かった。これで歌舞伎界も変わるやも。

May 15, 2019

5月15日(水)国立劇場で通し狂言「妹背山婦女庭訓」を見る

昨日は国立劇場に人形浄瑠璃、文楽を見に行った。

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文楽を見るのは久しぶり。文楽というより、演目に興味があった。なにしろ、「妹背山婦女庭訓」は、古代が舞台になり、物語に神話が盛り込まれているからだ。

今回は、大序が復活したのとのこと。物語的には、やはり第2部のはじまり、「妹山背山の段」が一番重厚で、面白かった。それに比べると、第1部のところは、歌舞伎でもみたことがないところがほとんどだが、さほどではなかった。

山の段が優れているのは、入鹿という権力者が表に出てこないところだろう。その入鹿の力によって、若い二人が命を落とす。権力者というのは、「勧進帳」もそうだが、表に出てくると安っぽくなる。入鹿をいかに凶悪に描こうとも、そこは難しい。人間ならまだしも、人形だと恐ろしさがさほど出ない。これは、物語の構造なのでいたしかたないことだろう。

朝10時半から9時近くまで。見るほうもなかなか大変である。

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