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書籍・雑誌

December 05, 2017

12月5日(火)『「人間革命」の読み方』の見本ができた

今年最後の本になる『「人間革命」の読み方』の見本ができた。

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これは、創価学会の第3代会長池田大作著『人間革命』を読み解いたもの。『人間革命』は、戦後の激動の時代を描いたドラマとして見ると、創価学会の人間以外にも興味が持てる内容になっている。要は、現代版『三国志』だ。

そして、創価学会という集団を理解するうえでも、テーマになった「人間革命」ということが重要な意味を持つ。人間革命とは一体何なのか。それにひかれたのはどういう人間たちなのか。

さらに、『人間革命』は映画化されたり、アニメ化され、『新・人間革命』という続編も生んだ。前身は、第2代会長の戸田城聖が記した『小説人間革命』だが、今回は、「聖教新聞」の創刊号から連載されたオリジナルにも言及した。また、『人間革命』には、最近刊行された第2版もある。

さまざまなメディアを駆使して刊行され続けてきた『人間革命』。その書き手は本当に池田大作なのか。リアルな創価学会の姿を追いつつ、そこまで考えてみた。


November 23, 2017

11月23日(木)『天皇は今でも仏教徒である』は明日発売

明日、『天皇は今でも仏教徒である』がサンガ新書として刊行される。

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この企画をいただいたときには、天皇と仏教というテーマだった。それを見て、即座に思いついたのが、今回のタイトルである。それなら書く意味もあると思った。

近代では、天皇の信仰は神道というのが基本になってきた。しかし、歴史を振り返ってみれば、天皇は仏教と密接な関係をもってきた。その関係は、明治に入るときに断ち切られるが、長い仏教との関係がそれで完全に途切れてしまうわけではない。私は、現在の天皇が象徴としての在り方を模索するなかで、仏教にそのモデルを見出していったのではないかと考えている。それを論じたのがこの本であるということになる。

September 22, 2017

9月22日(金)新刊『日本の新宗教』はどういう本なのか

いよいよ角川選書の一冊として『日本の新宗教』が発売になった。

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この本は、150年にわたる歴史をもつ日本の新宗教について、その全貌を明らかにすることをめざしたものだ。新宗教は、日本が近代の社会に突入する中で出現し、とくに民衆のあいだに広がっていった。最も多くの信者を集めたのは、戦前なら天理教、戦後なら創価学会ということになるが、どちらも、実数で500万から1000万人の人間を集めたのではないか。

しかし、それだけの規模を持ちながら、たとえば、日本の歴史を振り返るというときに、新宗教が顧みられることは少ない。日本の近代史と密接に関連しているはずなのに、まるでその存在はなかったかのように扱われている。

果たしてそれでいいのだろうか。そうした問題意識から、新宗教の教団の中身だけではなく、社会とのかかわりについても多く言及した。新宗教が勃興したのは、日本社会が近代に入って大きく変貌したからだ。その新宗教は今どういった状況にあり、将来どうなっていくのか。それは日本人全体にとって重要な問題であるはずだ。


August 07, 2017

8月7日(月)創価学会批判の今

日本文化チャンネル桜の収録に行ったとき、同席した乙骨正生さんから『フォーラム21』の最近の号をいただいた。

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現在ではどの程度知られているのかわからないが、この雑誌は創価学会批判の専門誌である。ただ、最近の号では、創価学会ではなく、カルト批判の記事もいくつか掲載されている。

実は、乙骨さんとは、今から26年前に一度お会いしたことがある。知り合いの編集者の紹介で、それはちょうど、創価学会が日蓮正宗と決別への道を歩み始めたころだった。その点では、今より創価学会問題への関心が高かったのではないだろうか。

その時期に比べると、公明党が連立政権に入っているという以外で、創価学会が社会的に注目される機会は少なくなっている。『フォーラム21』の執筆者を見ても、昔とほとんど変わっていない。そこら、あたりが今の時代における創価学会批判の難しさを示しているのではないだろうか。

August 04, 2017

8月4日(金)斉藤由貴さんのことが週刊誌で報道されるまでの経緯を推測してみると

斉藤由貴さんの不倫騒動で、『週刊文春』にモルモン教のことでコメントしたため、昨日一昨日とちょっと忙しかった。ただ、昨日夜の何とも言えない妙な会見で、世の中の関心も失せるし、そもそもモルモン教の信仰は関係がないということになりそうだ。

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モルモン教は、アメリカ生まれのキリスト教系新宗教ということになるが、アメリカのモルモン教と日本のモルモン教では、だいぶ状況が違うのではないか。おそらく、日本のモルモン教徒の方が概してまじめだと思う。

斉藤さんのことは、複数の週刊誌が追っていたことが分かっている。これは、伝えられてはいないことだが、他誌は文春に追い抜かれたらしい。ということは、誰かが週刊誌にネタを売ったということになるだろう。

それで、斎藤さんが教会の駐車場に車を止めて、くだんの男性と会っていたということは、会う現場は教会から近く、教会のメンバーが目撃する可能性が高いということではなかろうか。斎藤さんはその点にはまったく無防備そうだ。教会のメンバーは、そうした斎藤さんの行動に疑問を感じていて、それで週刊誌にネタとして提供したのではないだろうか。おそらくそんなところだろう。


July 19, 2017

7月19日(水)宗教世界を一望できる本ができた

裏表紙を開くと、「制作期間3年以上、堂々完成」と書かれている。この本の担当編集者がはじめて私のもとへやってきたのは、たしかに3年半ほど前のことだ。

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その本がようやく出来上がり、見本が届けられた。内容は、宗教にかんする大項目のことば辞典で、十字架やジハード、諸行無常など、横断的にその意味を紹介している。たんにことばの意味を紹介するだけではなく、その背景や、他の宗教との関連など、さまざまな点に関心が行くように作られている。宗教を通史として、あるいはその性格を語っていくこともできるが、この一冊で宗教世界の全貌がとらえられるともいえる。

最初に企画を示されたとき、これだけの時間がかかるとは思えなかった。まずはご苦労様です。


July 06, 2017

7月6日(木)『日本人の信仰』が扶桑社新書として刊行された

扶桑社新書の一冊として『日本人の信仰』が刊行になった。

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この本、最初は日本人の無宗教について書くはずだったのだが、途中から気持ちが変わり、日本人は無宗教ではないという話になった。これには十分根拠のあることで、詳しくは本書を参照してほしい。

世界が、とくに先進国が無宗教化するなかで、かえって日本では宗教が生き続けている。そうした事態について、その意味を論じてみた。


June 15, 2017

6月15日(木)ただいま作業中の本などは

最近は、本が発売になるかなり前に、ネット上に表紙の写真が帯付きで出るようになった。よって、7月2日発売の『日本人の信仰』という本も、すでにAmazonなどに出ている。

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少し前までだと、発売されてからやっと写真が出ることがほとんどだったが、状況が変わってきたのだろう。

同じ7月には、朝日新聞出版から、宗教をめぐることばについての本が出ることになっていて、今その追い込み作業に入っている。

執筆しているのは、『新宗教の150年』(仮)という本で、大政奉還から150年の新宗教の歴史を扱ったもの。角川選書から出るので、新書よりも量が多い。戦後のことは、すでに書いているが、戦前の新宗教についてまとめて書いたことがなかった。全体をながめてみると、新宗教の歴史だけでかなりいろいろな出来事が起こったことが分かる。これは今月中に仕上げないといけない。

June 08, 2017

6月8日(木)『人は、老いない』の見本ができた

6月13日に出る『人は、老いない』の見本ができた。

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出版元は朝日新聞出版で、朝日新書の一冊になる。朝日新書からは、対談を含めると、4冊目になるのではないだろうか。今回は、文体を少し変えてみた。内容からしても、わかりやすいというところが重要なので、できるだけ読みやすい文章を書くことをこころがけた。

現在では、老後ということが問題になっているが、それは決して昔からのことではない。寿命が延びることで、老後が長くなり、それでその時期をいかに乗り越えるかが問題になってきた。果たして、その考え方でいいのか。そこからあたりのことを、老成という概念を基軸に考えてみた。


April 25, 2017

4月25日(火)『「宗教」のギモン、ぶっちゃけてもいいですか?』が刊行された

新しい本ができた。『「宗教」のギモン、ぶっちゃけてもいいですか?』というもので、実務教育出版から刊行された。

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これは、今までにない本で、宗教学者の島田裕巳先生が、居酒屋で会ったカップルに宗教に対する疑問について解説するという形態をとっている。不思議なもので、こうした形をとると、自分らしい面が出てくる。

カジュアルな「宗教入門」ということになるが、そばで聞いている居酒屋のおやじがいい味を出しているという評判も。漫画も少し入っているし、とにかく相当にわかりやすいものになっている。

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