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書籍・雑誌

February 24, 2017

2月24日(金)『ヒルビリー・エレジー』という本を刊行前に通読した

光文社の方から、こんな本が送られてきた。

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これは、まだ校正も最終的には終わっていない段階のものを仮に綴じたもののようだが、3月14日販売されるときには、こうなるらしい。

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アメリカではかなり売れた本のようだが、今の情勢では、こうした本の作りになるのだろう。トランプ大統領がなぜ出現したのか、その社会的背景が明らかになるという本でもある。

貰ってから、すぐに「はじめに」の部分を読んだら、文章の感じがとてもよかった。それで、最後まで読み終えたのだけれど、自伝的な物語で、貧しいアメリカの地方に育った青年が、周囲には大学に行った人間など皆無なのに、海兵隊を経て、オハイオ州立大学を卒業し、イェール大のロースクールを終えて、弁護士になるまでの話になっている。

著者が育った環境と、現在到達した世界では、まるで景色が違う。そんな経験をする人間は、アメリカン・ドリームの国でも珍しいようだ。「マイ・フェア・レディー」の男性版という趣もあるが、現実はなかなか複雑で謎めいている。


February 23, 2017

2月23日(木)明日出る村上春樹氏の新作の内容を勝手に予想してみる

明日村上春樹氏の新作『騎士団長殺し』が刊行される。内容は今のところさっぱりわからない。

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正直前作は普通の話すぎて面白くなかったが今回はどうだろうか。内容は予想できないが、騎士団から思いつくのは、「テンプル騎士団」だ。キリスト教中世の武装修道会で、日本でいえば「僧兵」といったところだろう。案外、宗教制度は日本とヨーロッパで中世は似ている。

けれども、村上氏が、十字軍の時代を描くとは思えないので、物語は現代のことだろう。現代に置き換えれば、イスラム教とキリスト教の対立になる。今、キリスト教の世界でイスラム教と戦おうとしているのは、アメリカのトランプ大統領だ。となると、騎士団長殺しというのは、トランプ大統領殺し、あるいは、それを暗示したものとしうことになる。

もっともそんな政治的な小説を村上氏が書くとは思えないが、物語りの背景にそうしたものが漂っていることはあるかもしれない。まあ、予想しても外れることなので、勝手にそう言っておこう。


February 17, 2017

2月17日(金)すばやく出版された清水富美加の告白本を読んだ

清水富美加さんの『全部、言っちゃうね。』という本を読んだ。それにしても、幸福の科学出版は異様に出版のスピードが速い。

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読んで感じたことはいくつかある。一つは、彼女の中で、問題はすでに解決しているということ。出家の線は揺るがない。

2点目は、幸福の科学のAさんの存在だ。彼女に対して親身になり、それが出家へと結ぶついたらしい。ただ、二人の間だけで盛り上がり、それが周囲を巻き込んでこの事態を生んだ可能性もある。そこに大川総裁がどのようにかかわってくるのだろうか。彼女に覚悟を求めたわけだから。

3点目は、悪霊に憑依されたことが出ていること。これは、撮影していた映画の影響もあるのかもしれないが、彼女が幼いころから宗教の世界に接してきたことも影響しているのではないだろうか。

最後は、違約金が派生したときのこと。もしそうした事態になったら、まずは所属事務所に支払いが請求されるのだろうが、それが彼女自身に回ってくる可能性がある。それは本人も認めている。そのとき、仮に億単位になったら、幸福の科学がそれを支払うのだろうか。そこらあたり、約束ができているようにも読めるし、できていないようにも読める。これが今後、問題を生むことになりそうだ。


February 07, 2017

2月7日(火)今年の三冊目『反知性主義と新宗教』の見本が届いた

今年3冊目の著作、『反知性主義と新宗教』の見本が届いた。イースト新書の一冊で、発売は10日。帯には、「日本会議、生長の家、創価学会、松下幸之助に内在する思想の実体」とある。

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トランプ大統領が誕生したことで、改めて反知性主義に注目が集まっているが、反知性主義とは本来、知性よりも知能を重んじる知識人批判の思想。トランプもほとんど本を読んでいないようだが、松下幸之助も本を読まずに、独自の思想を開拓した。その意味は考えるべき必要があることだろう。

本の最後で、創価学会を高く評価する、あるいは評価しすぎる佐藤優氏にもふれ、反知性主義の系譜のなかに位置づけてみた。

January 30, 2017

1月30日(月)新横綱稀勢の里関との共著が完成した

大相撲界は、稀勢の里関の横綱昇進でわいたが、その稀勢の里関との共著ができた。

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もっとも101人が書いているので、たまたまそういうことになったというだけ。でも、なんだかめでたい気はする。これは、河出書房新社の「14歳の世渡り術」のシリーズで、『101人が選ぶ「とっておきの言葉』というもの。執筆者には、知り合いも多い。ちなみに稀勢の里関は「考えていい 悩んでいい そうすれば自分がわかる」というもの。これは、別に誰かの言葉というわけではないようだ。


January 20, 2017

1月20日(金)今年初めての書下ろしは『ひとは死んだらどこに行くのか』

今年はじめての書下ろし、『人は死んだらどこにいくのか―世界の宗教の死生観』が青春出版社の青春新書として刊行された。いろいろ新書を出してきたが、青春新書ははじめて。とにかく新書は今や種類が多いので、出していないところもいくつかある。

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これまで、こういう企画はいくつも持ち込まれたが、なかなか実現しなかった。どうも気が進まなかったのだが、死生観という角度からそれぞれの宗教を比較したらいいのではと気づき、今回の企画が実現した。

たしかに、宗教によって、死についてのとらえ方、死んだらどこへ行くのかということは違う。特に仏教とキリスト教は、開祖の死の意味が大きい。逆に、イスラム教などは、ムハンマドが自然死したこともあり、死ということが重要な課題になっていない。そうした比較を行ったうえで、今の日本人は死の問題をどうとらえるべきか、そこまで一応論じたつもりだ。


December 07, 2016

12月7日(水)昨日はこんな本が来た

昨日、何冊か本が届いた。

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皆、資料というか、仕事がらみのもの。京都の平野神社は結構重要な神社だと思うが、それについて詳しく述べた本は、この私家版しかないようだ。

『人間臨終図絵』は、その存在を知らなかったが、何歳で死んだかで著名人の死を分けている。63歳だとまだ4巻のうち第二巻。平清盛やノーベルが63歳で死んでいる。乃木大将もそうらしい。

ラジオの宗教放送と松下幸之助の思想の関係を追った研究も珍しい。すでにkindleのアンリミテッドで読んでいるが、量があるのでやはり本が必要だ。

こうしたものから何が生まれるか。まだわからない部分もある。

November 22, 2016

11月22日(火)兵藤裕己校注『太平記』全6巻を読了する

兵藤裕己さんが校注された『太平記』(岩波文庫)全6巻を読み終えた。

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刊行がはじまったのが2014年の4月だから、完結するまで2年半を要している。その途中、朝日カルチャーセンターの千葉教室で講座が重なり、兵藤さん本人にもお会いすることができた。同じひろみで、字も近い。ちょっとした縁を感じていたが、その折、校注の作業で目を悪くして、中断しているということを伺った。

その後、再開されて完結にまで至ったわけだが、たしかに注が細かい。何よりいいのは、同じ言葉に繰り返し注が出てくることで、そうなっていないとこの本は読めなかっただろう。ご苦労様というしかない。

各巻、長文の解説がついているが、とくに最後の巻の解説は南北朝の正統問題にふれて、啓発されるところが多かった。講談社学術文庫に入っている『太平記〈よみ〉の可能性』でも述べられていたことだが、今回の方が分かりやすく、また、射程が長い気がした。


October 27, 2016

10月27日(木)『世界宗教史3』は五刷

翻訳に携わったエリアーデの『世界宗教史3』の重版が届いた。ちくま学芸文庫のツイッターで「全巻重版」というのがあったが、やはり重版になったようだ。これで5刷。もうすぐ1万部になる。

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単行本が最初に出たのは、1991年のことで、すでにそれから25年が経ったことになる。原著の出版は1978年のこと。38年前だ。世界の宗教史研究をいまだにリードしているエリアーデの著作だけに、今もその重要性は変わっていないのだろう。

ただ、今の私の観点からすると、いろいろと気になるところはかなりある。宗教史のとらえ方自体考え直さなければならないところがあるのではないだろうか。


October 08, 2016

10月8日(土)一条真也氏との果し合いが『葬式に迷う日本人』として出版されることになった

私も、いろいろと葬儀にかかわるような本を出しているが、いつも批判本を出版して、それに対抗してくるのが一条真也氏だ。その一条氏からは、いつか対談をと申し込まれてきた。これは、一種の「果たし状」である。

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今回、その対談というか、果し合いが本になり、三五館から出版されることになった。タイトルは、『葬式に迷う日本人―最後の儀式を考えるヒント』だ。タイトルは少しおとなしいが、一条氏は、私を論破しようと迫ってきた。果たしてその果し合いの行方はいかに。

見本が届いたが、発売は10月22日だ。

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