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書籍・雑誌

June 15, 2025

6月15日(日)長い付き合いの『一個人』が休刊になってしまう

雑誌の『一個人』が明日発売になる。

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ただし、この雑誌、この号で休刊になる。雑誌とのつきあいは、ベストセラーズが刊行していた時代に遡る。『神道はなぜ教えがないのか』は、最初『一個人』に連載したもので、それが新書になり、文庫になり、現在では育鵬社から単行本で出て、版を重ねている。

現在、『一個人』を編集している山崎さんは、私の処女作からの熱心な読者。今回も、歌舞伎の連載のほかに、ジブリの『君たちはどう生きるのか』の分析と、弟に焦点をあてた古事記についての論考を載せてもらっている。

雑誌が厳しいのは今の時代。それにしても休刊は残念だ。

June 10, 2025

6月10日(火)梅雨に入った中『教養として学んでおきたい神社』の8刷決定

梅雨ということで鬱陶しい。

頭が重くなり、その分、仕事に少し差しさわりが出る。

そんな中、うれしい話が。

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7刷まで行っていた『教養として学んでおきたい神社』(マイナビ新書)の8刷が決定した。

出版社では部数が非公開ということなので、ここでは書けないが、最近は、増刷の部数が増えている。先日も、八重洲ブックセンターで新書1位になっているのを新聞で知り驚いた。

May 29, 2025

5月29日(木)『GHQは日本の宗教をどう変えたのか』が発売になった

今年は昭和100年、戦後80年という節目の年だ。

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そこで、というわけでもなかったのだが、神道指令について論じた本を刊行した。『GHQは日本の宗教をどう変えたのか 神道指令について』というもので、育鵬社から刊行された。

神道指令は敗戦直後の1945年12月15日に発せられたもので、日本国家と国家神道の分離を指示したものだった。問題は、国家神道=神社神道とされたことである。アメリカ人の感覚では、神社はキリスト教の教会のようなものと誤解されたのは間違いない。その誤解から指令が発せっれ、国家と宗教との分離が憲法に盛り込まれることで、占領が終わった後も、効力を発揮し続けた。しかも、日本の憲法学者は、憲法には政教分離の原則が示されていると解釈するようになる。条文にはないにもかかわらずである。

政教分離は、靖国神社の国家護持が問題になったとき、反対派の武器として使われた。そして、それは首相の参拝にも影響した。そうした経緯について論じたのがこの本である。

 

May 19, 2025

5月19日(月)山田孝雄『神道思想史』に推薦文を書いた

以前、古事記の講座などを行った経営科学出版から山田孝雄『神道思想史』が刊行されている。

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このサイトを見ていただければわかるが、私も推薦文を書いている。まさにその通りの本で、神道の思想史てきな展開を追うには、とてもわかりやすい内容になっている。著者は、最後の国学者と言われた重要な人物で、『国体の本義』が誕生する上で大きな役割を果たしている。

ただし、偏狭な国粋主義者というわけではなく、復古神道に代表される純粋な神道思想の確立がどういった形で進んできたかをわかりやすく説いていて、私も参考になった。今は、割引で買えるらしい。

April 21, 2025

4月21日(月)古代史について特集した『一個人』には連獅子について書いた

歌舞伎について連載している『一個人』の最新号が発売になっている。

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特集は、「古代史入門」ということで、纏向遺跡を中心に最新の考古学的な発見にもとづいて、古代史像がいかに変わったかが解説されている。なかなか参考になる特集だ。

歌舞伎の方は、通過儀礼としての連獅子について、松緑と左近のことを中心に書いた。

March 22, 2025

3月22日(土)大宅壮一文庫の「明るい皇室」展に行く

昨日は大宅壮一文庫へ行く。

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「明るい皇室」展というイベントがあり、ご成婚の時代の週刊誌が並んでいた。ほかにも『皇室』など。

プレンジデントの連載のための取材のようなもの。時代の雰囲気は週刊誌から伝わってきた。

改めて、そこでは、皇太子を結婚に道ぶくために、壮大なプロジェクトが展開されていたことになる。空前絶後ではないだろうか。

February 16, 2025

2月16日(日)『一個人』の歌舞伎の連載は追善興行について

雑誌『一個人』の3月号が発売になった。私は、この雑誌に歌舞伎について通過儀礼の観点から連載しているが、今回は、「追善興行」を取り上げた。

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追善興行は、襲名披露興行と並んで、多くの観客を集められる。重要なのは、追善を行う側で、先祖の立派な俳優にならぶだけの力量を、そうした興行で示さなければならない。その点で追善も通過儀礼の性格をもつ。

雑誌の特集は「名字と家紋」だが。名字というものはなかなかにして面白い。名字のベスト1000が紹介されており、島田は102位とのこと。関東から北陸にかけて多く、とくに富山、栃木、埼玉、福井に集中しているらしい。我が家のルーツも栃木。

ほかにも、名字と神社の関係などは、一つのテーマになりそうだ。

February 10, 2025

2月9日(月)神社めぐりの新刊が2冊刊行された

新刊が2冊出た。

一つは、『「謎」で巡る神社の歩き方2』(啓文社書房)。これは、同名の続編。NHK文化センターのさいたまアリーナ教室で行った講義がもとになっている。出雲大社を中心とした出雲の神社、宇佐八幡宮などの八幡神を祀る神社、そして伏見稲荷大社を中心に稲荷信仰の神社を取り上げている。

もう一つは、『歩いて健康・長寿を祈願 大人の神社めぐり』(アチーブメント出版)。こちらは、神社めぐりがいかに健康増進に役立つかを解説したもの。

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カルチャーセンターでは、今後、実際に現地を訪れる神社めぐりの講座をやる予定。

January 19, 2025

1月19日(日)『[増補版]神道はなぜ教えがないのか』がまたAmazon1位

発売以来好評の『[増補版]神道はなぜ教えがないのか』(育鵬社)がまたAmazon1位になった。

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売れている気配があったので、見てみたら神道神学のカテゴリーで第1位。全体で1507位で、宗教のカテゴリーでも31位。

連載、新書、文庫、単行本と、売れ続けている。ありがたいことだ。

 

January 10, 2025

1月10日(金)近刊の本の表紙が届く

ここのところ、プレジデントオンラインに皇室についての記事を連載してきた。今までの分について、書籍化するということで、連載は一時止まっていたが、年末で作業が終わったので、再開することになった。その記事を書く。

それから、近刊の『歩いて健康・長寿を祈願 大人の神社めぐり 』で使われる表紙が届いた。

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医師の鎌田實氏に推薦していただいているが、氏は都立西高校の先輩。面識はないが、一度新幹線で同じ列の向かい側に席をとったことがあった。

 

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