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書籍・雑誌

June 15, 2017

6月15日(木)ただいま作業中の本などは

最近は、本が発売になるかなり前に、ネット上に表紙の写真が帯付きで出るようになった。よって、7月2日発売の『日本人の信仰』という本も、すでにAmazonなどに出ている。

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少し前までだと、発売されてからやっと写真が出ることがほとんどだったが、状況が変わってきたのだろう。

同じ7月には、朝日新聞出版から、宗教をめぐることばについての本が出ることになっていて、今その追い込み作業に入っている。

執筆しているのは、『新宗教の150年』(仮)という本で、大政奉還から150年の新宗教の歴史を扱ったもの。角川選書から出るので、新書よりも量が多い。戦後のことは、すでに書いているが、戦前の新宗教についてまとめて書いたことがなかった。全体をながめてみると、新宗教の歴史だけでかなりいろいろな出来事が起こったことが分かる。これは今月中に仕上げないといけない。

June 08, 2017

6月8日(木)『人は、老いない』の見本ができた

6月13日に出る『人は、老いない』の見本ができた。

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出版元は朝日新聞出版で、朝日新書の一冊になる。朝日新書からは、対談を含めると、4冊目になるのではないだろうか。今回は、文体を少し変えてみた。内容からしても、わかりやすいというところが重要なので、できるだけ読みやすい文章を書くことをこころがけた。

現在では、老後ということが問題になっているが、それは決して昔からのことではない。寿命が延びることで、老後が長くなり、それでその時期をいかに乗り越えるかが問題になってきた。果たして、その考え方でいいのか。そこからあたりのことを、老成という概念を基軸に考えてみた。


April 25, 2017

4月25日(火)『「宗教」のギモン、ぶっちゃけてもいいですか?』が刊行された

新しい本ができた。『「宗教」のギモン、ぶっちゃけてもいいですか?』というもので、実務教育出版から刊行された。

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これは、今までにない本で、宗教学者の島田裕巳先生が、居酒屋で会ったカップルに宗教に対する疑問について解説するという形態をとっている。不思議なもので、こうした形をとると、自分らしい面が出てくる。

カジュアルな「宗教入門」ということになるが、そばで聞いている居酒屋のおやじがいい味を出しているという評判も。漫画も少し入っているし、とにかく相当にわかりやすいものになっている。

April 12, 2017

4月12日(水)今月の二冊目『なぜ日本人は神社にもお寺にも行くのか』の見本ができた

『芸能人と新宗教』に続く、今月の2冊目は、双葉社から刊行される『なぜ日本人は神社にもお寺にも行くのか』。その見本ができた。

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日本人は無宗教と言いながら、神社にも行けば、お寺にも行く。では、この二つの宗教施設はどう違うのか。その違いからはじめて、お寺と神社の歴史、そして中世から近世にかけての神仏習合時代の在り方、さらには、神仏分離以降の近代でのあり方まで、その全体像を追った、入門書的な本になった。

日本人は神社とお寺に親しんでいながら、いったいそれが何なのか、はkkりとはつかんでいないのではないだろうか。それを解明するのがこの本のテーマ。発売は、19日。

March 08, 2017

3月8日(水)和田秀樹さんとの対談本『宗教と精神科は現代の病を救えるのか?』の見本ができた

結果的にずいぶん長くかかってしまったのだが、精神科医の和田秀樹さんとの対談本『宗教と精神科は現代の病を救えるのか?』の見本ができた。

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今年の4冊目で、ベスト新書としても4冊目になる。和田さんは、イスラム学の中田考氏と灘校の同級生。私はこの同級生二人と対談本を出したことになる。

宗教と精神科の世界は、きわめて近い。したがって、話はうまく重なっているように思う。現代の病とは何なのか。一番重要なポイントはそこかもしれない。


February 28, 2017

2月28日(火)村上春樹さんの新作『騎士団長殺し』を読んだ

村上春樹さんの『騎士団長殺し』を昨日の晩読み終えた。24日に買っているから、4日かかったことになる。原稿用紙で2000枚というから、一日500枚も読んだことになるが、重厚な作品を読み終えたという印象はあまりない。

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過去の作品と比べて、面白いのか面白くないのかということになると、それほど面白くはないのかもしれない。全体に物語が、小田原周辺の山のなかで展開し、その外側にはあまり出ていかないので、ダイナミックな展開にはならない。それに冒頭から、主人公が妻と別れていた期間は9か月とはっきり書かれているので、結末はある程度予想ができる。

一番印象的なのは、騎士団長という存在だ。イデアが、「騎士団長殺し」という絵に描かれた存在の姿を仮にとって主人公の前に現れたということになっているが、しゃべり方は「あらない」を多用し、そこで強く印象に残る。「あることがない」という、根本的に存在論的な登場人物だ。

主人公は、主に肖像画を描いてきた画家で、絵ということが物語の中心をなしている。絵は、対象となる存在を具体化して描き出すものでもあるが、その対象の本質的なものを浮かび上がらせるという点で、イデアを形にするということに結び付く。作者が試みようとしたのは、おそらくそのことなのだろう。

家などの空間についてもかなり詳細に描かれている。家もまた、そこに住む人間のイデアを形にしたものと言える。いつものように、いろいろ音楽が出てくるが、それはむしろ背景的なものに過ぎない。

「謎解きはさほど重要ではない」と作者は暗示しているのかもしれない。大切なのは、描かれた細部であり、物語はやはり背景に退いている。ただ読んで、あまり考えない。読んでいる時間だけが問題。もしかしたらそんな小説なのかもしれない。


February 24, 2017

2月24日(金)『ヒルビリー・エレジー』という本を刊行前に通読した

光文社の方から、こんな本が送られてきた。

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これは、まだ校正も最終的には終わっていない段階のものを仮に綴じたもののようだが、3月14日販売されるときには、こうなるらしい。

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アメリカではかなり売れた本のようだが、今の情勢では、こうした本の作りになるのだろう。トランプ大統領がなぜ出現したのか、その社会的背景が明らかになるという本でもある。

貰ってから、すぐに「はじめに」の部分を読んだら、文章の感じがとてもよかった。それで、最後まで読み終えたのだけれど、自伝的な物語で、貧しいアメリカの地方に育った青年が、周囲には大学に行った人間など皆無なのに、海兵隊を経て、オハイオ州立大学を卒業し、イェール大のロースクールを終えて、弁護士になるまでの話になっている。

著者が育った環境と、現在到達した世界では、まるで景色が違う。そんな経験をする人間は、アメリカン・ドリームの国でも珍しいようだ。「マイ・フェア・レディー」の男性版という趣もあるが、現実はなかなか複雑で謎めいている。


February 23, 2017

2月23日(木)明日出る村上春樹氏の新作の内容を勝手に予想してみる

明日村上春樹氏の新作『騎士団長殺し』が刊行される。内容は今のところさっぱりわからない。

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正直前作は普通の話すぎて面白くなかったが今回はどうだろうか。内容は予想できないが、騎士団から思いつくのは、「テンプル騎士団」だ。キリスト教中世の武装修道会で、日本でいえば「僧兵」といったところだろう。案外、宗教制度は日本とヨーロッパで中世は似ている。

けれども、村上氏が、十字軍の時代を描くとは思えないので、物語は現代のことだろう。現代に置き換えれば、イスラム教とキリスト教の対立になる。今、キリスト教の世界でイスラム教と戦おうとしているのは、アメリカのトランプ大統領だ。となると、騎士団長殺しというのは、トランプ大統領殺し、あるいは、それを暗示したものとしうことになる。

もっともそんな政治的な小説を村上氏が書くとは思えないが、物語りの背景にそうしたものが漂っていることはあるかもしれない。まあ、予想しても外れることなので、勝手にそう言っておこう。


February 17, 2017

2月17日(金)すばやく出版された清水富美加の告白本を読んだ

清水富美加さんの『全部、言っちゃうね。』という本を読んだ。それにしても、幸福の科学出版は異様に出版のスピードが速い。

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読んで感じたことはいくつかある。一つは、彼女の中で、問題はすでに解決しているということ。出家の線は揺るがない。

2点目は、幸福の科学のAさんの存在だ。彼女に対して親身になり、それが出家へと結ぶついたらしい。ただ、二人の間だけで盛り上がり、それが周囲を巻き込んでこの事態を生んだ可能性もある。そこに大川総裁がどのようにかかわってくるのだろうか。彼女に覚悟を求めたわけだから。

3点目は、悪霊に憑依されたことが出ていること。これは、撮影していた映画の影響もあるのかもしれないが、彼女が幼いころから宗教の世界に接してきたことも影響しているのではないだろうか。

最後は、違約金が派生したときのこと。もしそうした事態になったら、まずは所属事務所に支払いが請求されるのだろうが、それが彼女自身に回ってくる可能性がある。それは本人も認めている。そのとき、仮に億単位になったら、幸福の科学がそれを支払うのだろうか。そこらあたり、約束ができているようにも読めるし、できていないようにも読める。これが今後、問題を生むことになりそうだ。


February 07, 2017

2月7日(火)今年の三冊目『反知性主義と新宗教』の見本が届いた

今年3冊目の著作、『反知性主義と新宗教』の見本が届いた。イースト新書の一冊で、発売は10日。帯には、「日本会議、生長の家、創価学会、松下幸之助に内在する思想の実体」とある。

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トランプ大統領が誕生したことで、改めて反知性主義に注目が集まっているが、反知性主義とは本来、知性よりも知能を重んじる知識人批判の思想。トランプもほとんど本を読んでいないようだが、松下幸之助も本を読まずに、独自の思想を開拓した。その意味は考えるべき必要があることだろう。

本の最後で、創価学会を高く評価する、あるいは評価しすぎる佐藤優氏にもふれ、反知性主義の系譜のなかに位置づけてみた。

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