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文化・芸術

October 31, 2025

10月31日(金)ハロウィン前日に平山昇さんの講義を朝カルで拝聴する

今日はハロウィンだが、最近、年を追うごとに盛り上がりに欠けるようになってきた気がする。渋谷で大々的に行われていた頃がピークだろう。それが規制されたことも大きいが、楽しみにする要素が少ないことも、その原因になっていそう。カボチャの菓子というのも、どうしても食べたいものではない。結局、日本には定着しないのかもしれない。

昨日の午後は、自分の講義ではないが、朝日カルチャーセンターの新宿教室に出向く。私が推薦した平山昇さんの講義を拝聴しに出かけた。

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写真は講義が終わってからのものだが、最新刊の『戦前日本の「聖地」ツーリズム』がテーマ。話も分かりやすいし、面白かった。

講義の前後に話もしたが、オーケストラもやっているようで、東京にはショスタコーヴィッチやシベリウスだけを演奏するアマチュアオーケストラがあるとのこと。彼はクラリネット奏者らしい。

 

July 06, 2025

7月6日(日)『歴史人』に仏教宗派のインドからの歴史について書いた

『歴史人』という雑誌が、仏教の宗派について特集している。

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日本の宗派が中心だが、そこに至るまで仏教の始まりからの宗派の歴史について解説を依頼され、それを書いた。

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要領よくまとまっているのではないだろうか。

January 29, 2025

1月29日(水)プレジデントオンラインの連載は美智子上皇后の歌集について

プレジデントオンラインにずっと皇室のことを書いてきたが、その第14弾が公開された。

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今回は、歌会始の儀があったことを受けて、最近刊行された美智子上皇后の『歌集ゆふすげ』のことについて書いた。

上皇后の和歌は、上皇のことを歌うという点で特別なもの。そのすごみがどこにあるのかを考えてみた。

 

January 21, 2025

1月21日(火)サントリー美術館で「儒教のかたち」という展覧会を観る

今日は経営科学出版での古事記ゼミの2回目。本文に入り、国産みと神産みを扱う。序文に比べると、本文の方が読みやすい。

終わってから、原宿経由で乃木坂へ。サントリー美術館に寄る。「儒教のかたち」という珍しい展覧会をやっている。

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儒教関係の展覧会というのははじめてで、為政者を戒める「勧戒画」などが展示されていた。日本では、江戸幕府が儒教を学問、倫理道徳の中心に据えたので、それに関連するもの。歌舞伎では「二十四孝」という演目があり、それもこうしたことに関連するので、浮世絵なども展示されていた。

内容が内容だけに、観覧者はとても少なかった。おかげでゆっくりと見ることができた。こんな世界があるのを知るのも悪くない。少なくとも、私には勉強になった。

December 15, 2024

12月15日(日)劇団スコットの公演を見に行くが鈴木忠志さんは85歳でお元気

今日の午後は、吉祥寺へ。

吉祥寺シアターで、劇団スコットの公演をみる。

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恒例の公演だが、今年で最後の可能性もあるらしい。鈴木さんも85歳。昨年は元気がなかったが、今年はすっかり回復されていた。

『世界の果てからこんにちは』のシリーズは、日本ということがテーマになっていて、そのあり方が批判的にあつかわれている。終わってから聞いたところでは、チェーホフやら、武田泰淳が下敷きになっているらしい。

この公演で、成田龍一さんと吉見俊也さんに、30年ぶりだかで会う。一緒に井の頭線で帰ってきたが、最後、なぜか島薗進論というか、島薗さんのいろいろな話になっていた。成田さんとは、島薗さんが東外大につとめていたとき、その研究室で会ったのがはじめてだった。

いろいろ懐かしい人にもあえて楽しかった。

September 09, 2024

9月9日(月)10月からのNHK文化センターでの講座は青山とさいたま

10月からNHK文化センターでも講座がはじまる。

一つは青山教室。ここでやるのは久しぶり。

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「神社とその歴史をめぐる」ということで、実際に神社を訪れる回もある。オンラインでも可。

さいたまスーパーアリーナ教室の方では、「神社の歴史とそこにまつわる数々の謎」の続編。

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こちらもオンライン受講あり。

 

September 04, 2024

9月4日(水)10月からの朝日カルチャーセンター新宿教室での講座は3つ

10月からの朝日カルチャーセンター新宿教室での講座。3つある。

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新しい講座としては、「日本10大神社」。様々な神社を取り上げていくが、最初は、伊勢神宮を3回にわたって取り上げる。

次は、1回だけのオンライン講座。「神社崩壊」。

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継続の講座は、「鎌倉仏教と武家政権」。こちらには、親鸞、道元、日蓮が登場する。

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August 08, 2024

8月8日(木)国立博物館の「神護寺展」に行く

今日の午前中は、朝日カルチャーセンター新宿教室で鎌倉の仏教についての講義。

昼食の後、大江戸線で上野広小路へ。そこから、上野駅まで地下で行けるのを知らなかった。国立博物館の「神護寺展」へ。

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神護寺は一度だけ行ったことがある。400段だかの石段がきつかった。もう着いたかと思うと、さらに先があるという具合で、それが印象に残っている。今回は、そのとき拝観した薬師如来像が来ている。これは、薬師如来としては珍しい立像。

ほかに、重要なのは、両界曼荼羅。空海在世時につくられたとされるが、密教の儀式で使われてきたので、相当に傷んでいる。それが修復され展示されたが、巨大で細かなところはよく分からない。次の空海展でも出るらしいが、今日見たのは胎蔵界。

ほかにも神護寺はかなりお宝をもっており、伝源頼朝像などが展示されていた。これは、頼朝ではないと、最近では言われている。

ほかには、五大虚空蔵菩薩像。これも、どこかで一度は見ているはず。

神護寺は空海との縁も深く、最澄が最初に密教の灌頂をしたところでもある。また一度行ってみたい。そんな気になった。

 

April 24, 2024

4月24日(水)上野の国立博物館で「法然と極楽浄土展」を観る

午前中は、朝日カルチャーセンター新宿教室で講義。今回から、「神社と日本人」というシリーズがはじまった。神社はこのところ続けているし、これからも続きそう。今回は、日本に特別な神社というものが、日本人の特性をいかに示しているかを考えようとしている。

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午後は、昼食が上野へ。国立博物館で、「法然と極楽浄土」。浄土宗開宗850年の記念展。

法然の展覧会はすでに何度か見ている。その点で、法然にまつわるものは珍しくないが、それでは注目されないだろうと、極楽浄土に関連する展示品が少なくない。一番の目玉は、當麻曼荼羅の原本。前にも奈良で見たことがあるが、妻はみたことがない。それにしても、巨大。よくこれだけのものができたと感心する。

他には、髪の毛を織り込んだ南無阿弥陀仏の名号はみたことがない気がした。最後は、狩野一信の五百羅漢図。いつ見ても異様。これも増上寺で全部を見たことがある。新指定の国宝、重要文化財も展示されているが、国宝の二体の仏像。できとしてはそれほどよくない。運慶快慶のめぼしいものが国宝に指定されてしまったので、それ以降になると、やはり技術が劣る。

終わってから日本橋で更科堀井。

February 07, 2024

2月7日(水)落合陽一さんと深夜のラジオでベイトソンについて語る

昨日の深夜、<TOKYO SPEAKEASY>というFM東京の番組に出演した。

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お相手の落合陽一さんとは倍くらい年齢が違う。今どきの若い人は、研究者、起業家、アーチストというパターンが当たり前のようになっているようだ。話は後半けっこう難しいものになってような気がする。ベイトソンの話が出たのは懐かしかった。

落合さんの博士論文の副査は、昔からの知り合い、トロン・プロジェクトの坂村健さんだったらしい。

「トロンは宗教だ」という私の考えに、落合さんも同意してくれた。聞き逃し配信が可能。

 

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