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文化・芸術

March 01, 2020

3月1日(日)両国のシアターXで「未完の庭」の公演を見る

昨日は両国のシアターXに出かけた。前にも行ったことがある劇場の気がするが、何の時か覚えていない。

今回は、「未完の庭」という公演。音と舞と花。音楽と舞踊と華道の組み合わせだ。

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出かけたのは、花の部分を担う大久保有加さんからのお誘い。大久保さんとは、沿線が同じなのか、街中で偶然会うことがある。3度くらいあっているのではないだろうか。先日も小田急線のなかで会った。

1時間の公演で、ピアノの演奏があり、舞いがあり、そのなかで花を生ける。

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花は、グロリオーサ。その名からして宗教的だ。

その場で生けていくので、どうなるかは本人にも分からないところがあるのかもしれない。だが、花の存在感は圧倒的。もし、この公演で花がなければ、それほど興味深いものにはならなかっただろう。

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面白いものを見せた貰った。

January 12, 2020

1月12日(日)池袋の芸術劇場でオーケストラをVRで体験

昨日はさいたまでカルチャーセンター。薬師寺について講義する。最近は、埼京線で北与野まで行くようになった。ダイヤが改正され快速が止まるようになったせいだ。

終わってから池袋へ。東京芸術劇場で、オーケストラをVRで体験する催し物をしている。それに予約して参加。もっとも他にその回は参加者が一人しかいなかったので、予約は不要なのかもしれない。

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オーケストラは、イギリスのフィルハーモニア管弦楽団で、演奏曲目はマーラーの交響曲3番の最後の5分。360度撮影のカメラが指揮者の前に据えられていて、そこに座って演奏を聴き、見る形になる。

指揮者の奮闘ぶりも面白かったが、奏者たちが演奏に入る前緊張しているようすがつぶさに伝わってきた。オーケストラとはそういうものなのだろう。

なかなか興味深いイベントだった。

November 13, 2019

11月13日(水)大嘗祭を前にして

明日11月14日夜には、大嘗祭が営まれる。天皇一代一度の重要な儀礼であり、新しい天皇がその地位を固める、あるいはその自覚を持つ通過儀礼としての意味合いを持っている。長年、通過儀礼に関心を持ってきた私としては、強い関心を持たざるを得ない。

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いったい大嘗祭がいかなる意味を持っているのか、そこで本当は何が行われるかは極めて重要な事柄だが、それを体験した天皇自身は語っていない。あるいは、正月の歌会始で、その心境が歌に詠まれることはないとは言えない。大嘗祭を経ていない天皇もいて、そうした天皇は「半帝」とも呼ばれるが、今日現在の天皇は、その観点からすれば半帝で、大嘗祭を経て、本当の天皇になっていくことになる。

大嘗祭の本質については、折口信夫の大胆で、刺激的な「大嘗祭の本義」の論文がある。そこで折口は、天皇が真床御衾にくるまることで、物忌みを行い、そこで天皇霊が付着するとした。天皇の体は器であり、天皇霊を宿して本物の天皇になるという説である。

最近では、先日訪れた國學院大學博物館の展示でも明らかなように、この折口説を否定する見解が出されている。たしかに、物忌みしたということは資料的には裏付けられない。だが、だったらなぜ衾があるのか。その説明も難しい。

今は、興味を持ちつつ見守るしかないが、天皇がどう変わるのか、変わらないのか、焦点はそこにある。

October 17, 2019

10月17日(木)「空海と王権」の講義と「正倉院の世界」展

昨日の午前中は、新宿の朝日カルチャーセンターで「空海と王権」の講義。20名を超えていたが、いつもの神社の秘密シリーズよりも少ない。やはり神道の方がいいのだろうか。

昼食の後、鶯谷へ。国立博物館。『正倉院の世界』展を見るため。

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即位記念の特別展ということになっている。10月の末から11月のはじめにかけて奈良の国立博物館で開かれる「正倉院展」が東京に主張してきたかのようだが、東京国立博物館にある法隆寺の献納品もあわせて展示されている。それに、模造も多い。そこには文化財の保存修理の問題もあり、博物館としては力を入れていることだろう。五弦琵琶など見事な複製が造られている。

なんどか奈良の「正倉院展」に行っているが、そのとき一番驚かされるのは漆の工芸品。これが実に美しい。今回はそうしたものがあまりなかったのは残念。

April 27, 2019

4月27日(土)国立公文書館に『江戸時代の天皇』を見に行く

国立公文書館で『江戸時代の天皇』という展示をやっているので見に行った。

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無料の展示だが、なかなか興味深い。江戸時代の天皇のことはあまり知られていないが、今回の展示では、現在の天皇の退位に関連した形で全体がまとめられている。後水尾天皇の譲位や改元のこと、あるいは行幸など。今回のことに絡めてあるので、わかりやすい。

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改めて話題になった「平成」の書も。これは本物。はじめて見た。

図録は前に編集されているので、今回の言行のことなどは盛り込まれていない。比較してみるとさらに面白い。

April 06, 2019

4月6日(土)三輪暁さんのグループ展へ行く

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その後、近くのK’ギャラリーへ。高校の同級生、三輪暁さんが出展しているグループ展へ。

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二枚の絵は、何か曼荼羅を思わせた。見るものをそのなかに溶け込ませていくような趣。

そのあとは、高校のミニ同窓会。

March 27, 2019

3月27日(水)東京国立博物館で「国宝東寺」を見る

 昨日午後、東京国立博物館に行った。「国宝東寺」という展覧会を見るため。


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真言宗関係の展覧会は何度も行っているし、東寺も行ったことがあるので、これはパスかと思ったが、後七日御修法関係の展示があるというので、出かけた。初日ということで、相当にすいていた。


御七日御修法は、宮中に真言院を建てて行ったもの。現在も東寺で受け継がれている。ただ、修法を実際に行っているところの写真や映像などがなかったので、物足らない感じはあった。


立体曼荼羅の展示は、前にもあったが、今回は帝釈天の写真が撮れるというのが珍しいところ。皆写真を撮っていた。


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上野公園では花見客も出て、いよいよ春本番。


 

March 25, 2019

3月25日(月)オーディオ哲学宗教談義で音楽の宗教性について考える

昨日は、銀座のオーディオショップ、サウンドクリエイトでの「オーディオ哲学宗教談義」シーズン3の最終回だった。このイベントも、今回で10回目。よく続いているものだと感心する。
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今回は、音楽の宗教性について。前半は私の担当で、Exaktシステムを最初に聞いたとき印象が強かったポール・サイモンの「グレイスランド」から。本当はレコードでかけたかったのだが、行く前に新宿で探したがなかった。午前中に思い付いたのではたしかに遅い。仕方がないのでタイダルで。そして、「明日に架ける橋」。曲の作り自体が讃美歌のようでもあるが、内容も自己犠牲が大きなテーマ。そこには、キリスト教特有の宗教観が見いだせる。
それに続いて、Exaktで聞いてみると、壮大な感覚がするワーグナーの「タンホイザー」、序曲と巡礼の歌。この呼応する関係がすばらしいが、今回使ったのは、350のシステム。調整がすばらしいのか、本当の演奏を聴いているように感じられた。ここまで来るのかとびっくり。最後は、マーラーの3番を、今度はオートグラフでかける。これも驚くべき再生。
後半は、黒崎氏が、「マタイ受難曲」や「無伴奏」をかける。無伴奏に関連し、私も、追加でブラッド・メルドーのソロ、「アンド・アイ・ラブ・ハー」をかける。トリオの演奏とも比較したが、ソロだと内省的で、その分宗教的なものを感じる。
そんなこんなで、これまでの回では一番進行がまじめだったかもしれない。終わって近くのイタリアンの店で打ち上げ。

February 27, 2019

2月27日(水)雛人形のおさがりはNGという広告はある種の「霊感商法」ではなかろうか

今日の朝日新聞を見ていたら、ひな人形のおさがりはよくないと、人形を販売する業界が漫画で宣伝しているという記事を見た。

ほかの業者のページを見たら、5月人形についても同じようなことを言っていた。人形は子供の厄を引き受けるので、子どもが成長したら、供養し、新しい子供には別の人形を買うべきだというのだ。親から子への継承もNGだという。

たしかに、子どもの数が減ったことで、人形が売れなくなっているということは分かる。そこで、こうした故事を持ってきて、子どもごとに人形を買わせようというのだろうが、人形が厄を引き受けるというのは平安時代の考え方で、現在の雛人形のスタイルが確立された江戸時代にはもう失われていた考え方だろう。まして、各家庭で雛人形や武者人形を飾るようになるのは、戦後豊かになってからだ。

厄を引き受ける説を強調すると、人形がかえって怖いものになり、飾っておくことに抵抗を感じる人も出てくるだろう。妙な迷信を広めるような販売戦略は、かえって失敗する。ある種の「霊感商法」ではないかという疑問を感じてしまった。

December 14, 2018

12月14日(金)高橋いさをの新作『好男子の行方』を荻窪で見る

今日は、午前中にリフォーム会社の人がきて、故障した食洗器の具合を見に来た。年末ということで、どうやら年内にはなおらないらしい。

午後は、夕刊紙の取材を受ける。オウムの事件について1時間ほど語る。語ってみると、『「オウム」は再び現れる』で書いたことに説得力があることが確かめられた気がした。

夕方は、荻窪へ。

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新しくできたというオメガ荻窪で、高橋いさを氏の新作『好男子の行方』を見る。劇場に行く途中で、高橋氏に会い、そのまま一緒に劇場まで来た。

彼の新作を見るのは久しぶり。三億円事件をもとにしたもので、金を盗まれた銀行の側が舞台になっている。見ていて、彼の初期の作品『ボクサア』を思い出した。皆で一つのフィクションを作り上げ、それに縛られていく。彼の作劇術の原点ということだろう。その分、とても楽しめた。来年も同じ劇場で違った作品をやるらしい。楽しみだ。


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