今日は、昼から早稲田小劇場ドラマ館に家族そろっていく。フェイスの2回目。今回は、松緑と竹柴俊博の組み合わせ。
前回とは違い、途中、アドリブ的なものがはいる。竹柴氏の出演作についてのものらしいが、見ていないので、よくわからなかった。
前回は、宝塚の男役が演じるので、やはり女性のパートがそれらしい。今回は、男性パートのほうがはやり見ごたえがあった。
終わってから、一人で日本橋へ。三井記念美術館で、「真如堂の名宝」展を見る。京都の真如堂は行っていないかもしれない。三井家と深い縁があり、そうしたことはよくわかった。
ただ、真如堂の本尊、阿弥陀如来像自体は来ていないので、インパクトは弱い。
地味な展覧会という感じだった。
そこから新宿へ出て、ディスクユニオンでレコードを買い、満月盧で一族で食事。
今日の午前中は朝日カルチャーセンター新宿教室で日本人の信仰について、縄文中期から後期、環状列石と土偶について話しをする。
終わってから上野へ。東京国立博物館で開かれている「ビフォー縄文 旧石器時代発見80周年」を見に行く。平常展なので、70歳以上は無料だった。
今から80年前、アマチュアの相沢忠洋氏が、群馬の岩宿で旧石器時代の石器を発見した。それまで、日本では旧石器時代のものが発見されていなかった。これによって、日本にも旧石器時代があったことが証明され、歴史が変わった。その岩宿にある岩宿博物館に所蔵されたものが中心の展覧会。
特に、最初に発見された黒曜石の槍先形尖頭器が美しい。
戦前には、旧石器時代はないと考えられていたわけで、日本の歴史は縄文時代からはじまると考えられていた。これは、戦前に神話が歴史的な事実と信じられていたことと重なる。縄文人は国津神と位置づけられるからだ。もし、戦前に旧石器時代の石器が発見されていたら、あるいは、神話を信じることが難しかったかもしれない。
そこから、新宿に戻って黒崎氏の講義を聴く。
さらに経堂に戻り、昨日会った竹清青に行って、約束の酒をいただく。
午前中、サントリー美術館へ娘と行く。娘とこの美術館に行ったのは、まだ小学校に上がる前というか、その寸前の「三井寺展」のとき以来か。今は、ミッドタウンに勤めている娘としては、仕事に行くような感じがするようだ。
展覧会は「河鍋暁斎の世界展」。イスラエル・ゴールドマンのコレクションで、これは何度か日本に来ているらしい。
途中に、本人のインタビュー映像が流れるが、キャバレー王の福富太郎がコレクションをしていて、一部は無償で譲り受けたようだ。
展示の一部が写真撮影可。暁斎はなかなかに面白い。十字架にかけられたイエスの下で、釈迦が三味線を弾いている絵など斬新。
かなり楽しめたが2時間もかかったので、娘と予定したランチができず、そのまま別れる。
私は銀座のサウンドクリエイトへ。秘密のものが入っていて、それを聴かせてもらう。素晴らしかった。
今日の午前中は、朝日カルチャーセンターの新宿教室で講義。新しいシリーズがはじまった。古代から信仰の歴史を扱う。構想としては、神道の原型を探ろうという試みだが、これを続けていくと、日本の宗教史全体を現代まで追うことにもなる。果たしてそうなるのかどうかわからないが、とりあえず、ライフワークがスタートしたのかもしれない。
終わってから丸の内へ。三菱一号館美術館で、「トワイライト、新版画」の展覧会を観る。
中心となるのは、明治以降の小林清親と川瀬巴水。
江戸の浮世絵の伝統を受け継ぎつつ、西洋絵画の影響を受けた新版画。これが意外と面白い。スミソニアン所蔵のものが中心で、そこに当時の写真や、この美術館が所蔵しているものが混じる。今まで見たことのない類の展覧会かもしれない。
その後、朝カルに戻り、黒崎さんの講義を聴講する。その後、一緒に飲んだが、今後の方向性に関して、結構重要なことが話題に出た。「カントを超える」それが課題になりそうだ。
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