今日はまず入谷へ。入谷の駅など降りた記憶がない。そこから、鷲神社へ。
そこで、明日の娘のアメフトチームの必勝祈願をする。祝詞を用意して、それを妻が読み上げた。
歩いて浅草へ。公会堂。同じ店の客である中村芝晶丈出演の「神谷町小歌舞伎」を見る。たった2日の公演なので、今日が千穐楽。
芝晶丈は、二つの芝居でどちらも第一声を発していて、女形にチャレンジ。
去年もこの公演は見ているが、「弁天小僧」も「高杯」も、あまりよい出来とは言えなかった。
それから一年たった。
演目はどちらも相撲関係で、最初は「角力場」。歌之助の長吉が軽妙な味を出している。橋之助の濡髪は、ちょっと役不足。
次は、「一本刀土俵入」で、福之助が主演。客演の鶴松がお蔦。お蔦、相当に入れ込んで頑張っていた。福之助もよい。後半、卑屈さが全体に漂い、それがらしさに結びついていた。
終わってから、芝晶丈に挨拶。葵丸進で天ぷらを食べて帰る。
昨日の午後は銀座へ。高校時代の同級生、羽田功君の奥様がギャラリーで二人展をしているというので寄ってみた。彼とは高校を卒業してから会ってないと思うので、52年ぶりの再会となった。
羽田君は現在、横浜商科大学の学長。久しぶりに会おうと考えたのは、彼が書いたユダヤ人の儀式殺人についての論文を最近読んだから。カフカの研究からユダヤ人問題へと関心が広がった経緯などを聞く。
奥様がスケッチに行くときには同行するようで、その際に、時間があるので自らも絵筆をとるとのこと。いろいろと面白い。
銀座から日比谷線で目黒へ。大鳥神社。去年も行われたが桜月流の奉納。
先日も浅草神社で行われたが、メンバーが相当に違った。棒をふるった松木氏が、少し足を滑らせたのを見逃さなかったのだが、下の畳がすべるらしい。例大祭の最中なので境内は賑やかだった。
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